バトン3勝目 - 2009年 F1 第4戦 バーレーンGP

記事が遅れました・・。バーレーンGPはバトンの優勝で4戦中3勝となって、ヨーロッパラウンドに戻る結果となりました。つくづく思うのは、バトンのタイヤマネージメントの上手さでしょうか。この辺りは以前からも言われている事ですが、今シーズンのタイヤ供給によるグリップ差を見事に生かしきっているように思えます。その証拠に今GPでのバリチェロとの差がそれを物語っているのではないかと・・。他チームも急激に追いついてきていますが、ヴァージンとのスポンサー継続が発表されそうですし、バルセロナではアップデートも行われる(この4戦は改良どころかパーツすら使いまわしが多かったというのも驚きですが)ので、他チームとの力の差がどのようなバランスになるのか興味津々ですねー。
そして予選でフロントロー独占したトヨタでしたが、非常に残念な結果となりました・・。完全にタラレバですが、2ndスティント時に履いたミディアムコンパウンドが完全に裏目に出てしまったという事ですね。あのタイムの落ちは勝てたレースを落としてしまったというには十分ですし、普通にコンサバティブなレース戦略であれば勝てたんじゃないかなって思いますよね。トヨタ首脳陣も激怒しているといわれてますが(笑)、こういう経験を積んで優勝が見えてくるんじゃないでしょうかね。実際バーレーンでシーズン前テストを行っていたトヨタだけに、ロングスティントではソフト側が持たないという認識がかなりあったんでしょう。1stスティントが短かっただけにミディアムタイヤでのペースがどういうったものかを他チームから確認する事も出来なかったというのも痛かったですね。
シーズンはヨーロッパラウンドに向かう事になりましたが、今日はマクラーレンの例の偽証発言に対する公聴会が行われる日です。個人的にはウソなんてどのチームでもやってた事ですし(笑)、こういうペナルティを与える事によってシーズンを興ざめさせるような事はしないで頂きたいですね・・。

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