GT7 佐賀国スポ2024 京阪神代表決定戦で走ってきました

いよいよこの日がやってきました。

これを書いてるのはもう終了して暫くしてからですけど、緊張でガチガチという事では無いにしても、「雰囲気はどんな感じだろうか」「どれだけのお客さんが見に来てるんだろうか」「G923のデバイス適応は大丈夫だろうか」と色々考えてたら不安しかないような感じではありました(笑)。まあでも今だから言いますけど正直勝てるとは全く思っていませんでしたし、自分の操作ミスとかで一緒に走ってる方に追突したりとかでレースを台無しにしてしまうのだけは絶対避けなければという点しか頭にありませんでしたので、そういう点では他の代表者の大部分が思っているであろう「絶対勝つ」という気持ちが無いだけに気楽な部分はあったかと思います(笑)

そんな気持ちで参加したらダメだろって怒られるかもしれませんが、レースは何が起こるか分かりませんしガチガチの気合で空回りする事もこれまで幾つあったかというくらい経験してるので(笑)、それくらいリラックスして挑む方が良い結果が出るときもあったりするので、実際どうなるかは当日走ってみない事には分からないので楽しめればいいという感覚で現地へ向かいました。

神戸方面へ行く事ってあまりないんですが、一昨年に国体お疲れ会という名の10時間耐久飲み会を国体頑張った勢(私、カーキチさん、とらふぐさん、コズミックさん)でやった時以来です。駅前は何か開発してるのか大きなクレーンが沢山あって通路も遠回りさせられて自分がどこにいるのかよく分からなくなりました(笑)

ということで会場前まで辿り着きます。
ジョーシン三ノ宮1ばん館の9F最上階にある「eSPORTSアリーナKOBE三宮」が会場です。ジョーシン電機に来るのもめっちゃ久しぶりだなあ。

到着したのが13時くらいだったかと思いますが、U-18(18歳未満)の大会が行われているところでした。モンツァでシルビア spec-R Aero (S15) Touring Carでのレースのようです。シケイン無し(1コーナー)レイアウトのようなのでタイム差が出にくく接戦なレースになるんだろうなと思いながら見てましたが、一般の部も富士じゃなくこれの方が良かったな・・(笑)。会場入りするとけんさんがおられたのでご挨拶して暫し談笑。

その後、とらふぐさん(奥様も来られててご挨拶)やカーキチさん、コズミックさんも合流。大阪府一般の部に参加されるとんがりさんも初対面でご挨拶。その後、私がこの場に居る事を存じておられたのかXのフォローをしてくださった、今回の国スポ全国1位のタイムを出されてた鰹ダシさん(ymmthdy0)にもご挨拶。

私の後方から撮られた写真。私とけんさんが映ってます(笑)。ちなみにオレンジTを着ている理由はSMOKERSで走る際に毎回おだちさんに作って頂くリバリーの私のイメージカラーがオレンジに由来しています(笑)

練習走行の時間の前にステージ際から撮影。少し気になったんですがコックピットが小さく感じられますね・・しかしここで走るってまあまあ緊張しますね(笑)

ちゃんと代表決定戦参加者の席も用意されていました。

練習走行前に各参加者が都道府県別の席に座るように指示され座ってました。ここで京都府の上位4人が初めて集結したのでご挨拶を兼ねて色々とお話させて頂きましたが、皆さん予想通り若い(笑)。間違いなく私の息子より若いですし場違いな所にオッサン(ジジイ?)が居るなと思われてたかもしれません(笑)。DAIRINさんは速さ伸び盛りでこれからもどんどん速くなっていくだろう選手ですし、TSA_fanさんはマツダの実車レースプログラムに参加されているようなのでその場に辿り着くための実績をしっかり残されている選手、ヨシサワさんは昨年の京都代表で国体全国大会に出場されていますし公式大会も積極的に参加され京都では一番実績のある選手かと見受けられます。そして何より、3名は全員JEGTのSランクドライバーであること。AランクではなくSランクですので速さは言うまでもなく折り紙付き。

そんな方々に混じってジジイの私が居るってのはどうなんだろって感じはしますが(笑)、色々とお話して打ち解けられた?ような感じで少し安心しました。ちなみに私のブログを拝見した事があるとメンバーの方からこの時に聞いて、20年近くGTを走ってるってもうレジェンドですねって言われてなんだか冷や汗でました(笑)

ちなみにこの写真を撮ったカーキチさん(だったかな)は、選手の保護者が一人混ざっているって言われてて笑いました(笑)確かに!

そしていよいよ練習走行の時間に。

ロジクールG923を使うのは初めてですし、ペダル感度やFFBなどどんな感じだろうかと気にしながらコックピットに入り込みましたがとんでもない問題が。とにかく狭い。両脚が入らない(笑)。この辺りってやはり現地で実際に行う所謂オフライン大会あるあるなのかもしれませんが、コックピットのセッティングが標準体型に合わせてあるのかもしれません。私には小さすぎてとても運転できるような状況じゃありませんでした。左足を入れるとG923を固定しているクランプに膝が当たり、右足はそのまま入れることが出来ません。クランプの右側をどうにか通して右足を斜めにしてどうにかアクセルのところへ持っていけるような状態。これはまずい。

そしてG923のブレーキ。いつもはT300RSに付属している3ペダル(T3PA)を使っているのですが、こちらは確かにブレーキが軽く踏み込み量でブレーキ量をコントロールするタイプなのですが、人によっては軽すぎて操作出来ないと聞いたりします。私は逆にこれしか使ってないのでこの軽さに完全に馴染んでしまってるのですが、G923ペダルはペダル中間位置くらいまでも重いのですが、それ以降はゴムを押しつぶしているかのようなブレーキタッチで何時もの感覚だとフルブレーキが全く出来ません。どうにかしてフルブレーキをしてもその後の微妙なブレーキリリースやブレーキ残しが重すぎて全然上手くいきません。これはやばい。

この時点でGT設定画面からペダルアサインをすればよかったのかもしれませんが練習時間は10分くらいしかなく、そもそもハンドルのボタン操作も自宅のものと全く違うので何を押したらどうなるのか確認しなければいけませんし、それ以前に着座姿勢が全くもって厳しい姿勢にしかならず、脚が入るようにシートを後ろへずらすと今度は足が伸びてしまい、クソ重いブレーキを全開で踏めなくなります(笑)。そんなことが一気に表面化したものですからFFB設定(こちらもスッカスカに軽かった)やペダル踏み込み量の設定などやってる場合じゃなかったのが本音です・・

普段FFBはそれほど重くしてないのでハンドルの重さに関してはどうにかなるにしても、少しでもこのペダルに慣れないとまずマトモに走れないので焦ります。数周走ってみてマトモに走れたラップが一度もないまま練習時間が終わってしまいます。もうどうしようもありませんが与えられた環境でベストを出すしかありません。京都府のレース本番はこの練習走行が終わったらすぐに始まりますのでもう覚悟を決めるしかないです(笑)

そして選手入場の時間。今回配信が無かったので写真だけになってよく分からないと思いますが、応援しに来てくれた仲間たちに向けて一応アピールポーズだけしておきました(笑)

練習走行の時に撮っていた写真。デバイスも違えばモニターサイズやその周りの風景も自宅環境とは全然違うのですが、ここに座って画面を見てると案外大会に参加してる感があまりなく、普通に自宅で走ってるような感覚になるのは不思議な感じでした。

ということで予選・レースの流れで進んでいきます。
予選はスーパーラップ形式でオフライン予選のタイム順にスタートをする形のようでした。20秒間隔で順番にピットアウトしていき、最後に私がスタートします。本来タイムが良い順に最後に走るんじゃないのかな?と思いましたが(笑)、何にせよ私が最後のアタックとなります。正確なタイムははっきり覚えていませんが、DAIRINさんが1'38.8秒台で3/1000秒くらいの差でヨシサワさんのタイムを抜いてPPでした。3番手がTSA-fanさんで1'39.2秒台、私も1'39.2秒台で僅か届かず4番手の最下位。皆さんも現地環境にアジャストしきれず苦労されたアタックだったかもしれませんが、私も酷いラップだったので0.4秒遅れくらいのタイムでまとめられてほんと良かったです(笑)。圧倒的にタイム差が付いた最下位とかだと生き恥晒してるようなものですから(笑)。自宅練習では38秒前半は余裕で出ていたので残念ですが仕方ありません。

そして決勝レース。今回は京都・兵庫・大阪の順でレースを行いますので、事前に他府県でのレースを見る事が出来ずタイヤ戦略も謎のままです。実際模擬レースを何度か行った際にも、ハードスタートよりミディアムスタートの方が決勝トータルタイム的にも良さそうには思っていて、皆さんその形で来ると思ってました。前3台がミディアムスタートで争ってタイムを落としてる中、私だけがハードスタートで早めにピットインしミディアムに履き替えてその後も暫く単独で邪魔されず走ればレース終盤に全車ピットインが終わった時に面白い事になってるかも、と思ってましたし、今回デバイスや筐体の状態からまともに走れないのは分かっていたので失うものは何も無いとスタートはハードをチョイスしました。さあどうなるか、と思いレーススタート直前のグリッド整列の時にステージ奥のビジョンを見てみると、PPのDAIRINさんがミディアムでそれ以外の方は私含めて全車ハードスタート(笑)。

もう前のハード勢に付いていくしかない状況になりましたが、まともに走れないのでスタート後は少しづつ離されていく状況に。とはいえとにかく走りにくくてまともなラップは一度も無かったにせよそこまで大きく離されてはいない感じでしたので少し安心もしましたが(笑)。3周目でピットインして残り7周をミディアムで走るつもりをしていましたが、3周目終わりの最終コーナー立ち上がりでなんとヨシサワさんがスピンして回っていました。立ちなおして復帰されストレートを加速していたところを左側から抜いていったのですが、その時点でピットに入るという事が何故か頭から消えてしまっており(笑)気付いた時にはピットホワイトラインをもう通過した状態。TSA-fanさんとヨシサワさんは2台共に入ったので私だけ4周目をハードで走る事に。まあこの時点でもうあまり気にせず完走だけを目指していましたが(笑)傍から見たら何か戦略を考えてるような意味深な状況に見えてちょっと恥ずかしかったですね。どうせ最下位になるんですし(笑)

4周目にピットに入り、ミディアム交換後にピットアウトする横をヨシサワさんが案の定通過していきます。この時点でビリ確定ですね(笑)
その後はミスなく(大きなミスはないという意味。走りにくいのでマトモには走れていない)淡々と走りチェッカーを受けました。ハードでチェッカーを目指すDAIRINさんの後ろをミディアムで追い上げてくるTSA-fanさんという図式で盛り上がっていた感じでしたが、最終的には追いつくまではいかずにDAIRINさんがそのままトップチェッカー。見事に京都府代表の座を射止めて全国大会出場の権利を得られました。おめでとうございます!

レースが終わったら優勝者インタビューが行われます。
感極まって涙を見せていたDAIRINさん。若い子がそこまで夢中になれて真剣に頑張ってきたんだなと思うと親の様に嬉しく思って見てました(笑)

この写真はレース前だったかな。レース後だったかはっきり覚えてませんが(笑)京都の4人と記念撮影したもの。ほんと自分一人だけ保護者が参加してる感じですね。周りの方は20歳前後、私だけ50歳オーバー(笑)

ということで、その後は兵庫のレースと大阪のレースを見届けて全日程終了。解散となったのでお楽しみの宴会です(笑)。
取り急ぎ私・とらふぐさん・カーキチさん・コズミックさんに遠方から駆けつけてきてくれた炎君の5人で行く予定をしておりましたが、会場におられたけんさんととんがりさんも誘って計7名でまずは軽く打ち上げ。朝から何も食わずにいたので夕方くらいにかなり空腹を感じていたのもあって、駆け付け1杯で結構酔いが回ってしまいました(笑)

一旦1時間半くらいで1次会?を終了し、この時点でまだ呑みたい人と帰宅組とで分かれます。
JR京都駅からの終電に乗るには22時半過ぎの三ノ宮発の新快速に乗らないと戻れないのは分かっていたので、2次会はあまり飲み過ぎないようにしつつ時間は常に把握するようにしていました(笑)。

とんがりさんとコズミックさんが帰宅され5名で呑んでいましたが、あとからニシケンさんが合流されてきて6名でワイワイと呑むことに。めちゃくちゃ楽しい時間でした!

最後解散前にお店の前で記念撮影。皆様お疲れさまでした!そして応援に来ていただいた方々ありがとうございました!

ということで京都へ戻ります。京都駅まで炎君と一緒だったのでそれまであまり話をしていなかったので存分に色んな話をして京都駅まで過ごしました。
初めて知り合った時が高校2年生だったのに今では30代半ばとなり超有名大企業に勤める炎君。時間は平等に過ぎるものですが、私は良い歳しててあまり変わってないなあと何となく思いました(笑)。それにしても今回の経験はとても貴重なものでしたし、U-18から上がってくる速い子がどんどん来るので京都府予選を勝ち上がって今回のような場に来るのも今年が恐らく最後かなと思ってますが、こういう違う環境で力を発揮できるのは本当に強い事だと思いますし、今後もしそういう機会が訪れるのであれば自宅環境だけで慣れてしまうと戦う事は出来ないという経験を生かしていかないとなと。

最後になりますが、直前まで練習に付き合ってくださったSMOKERSの皆さま、ありがとうございました!ほんと助かりました!

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