GT7 佐賀国スポ2024 TA終了 - 1'37.697(京都府予選通過)

長い厳しい戦いが終わりました。昨年までは1か月くらいの期間でしたが今年はエキシビジョンマッチという事で期間も短縮されたのか2週間ちょっととなっていました。なので例年より期間としては半分くらいとなっているのですが、今回のタイムアタック(以下TA)は期間の長さではなく内容的に本当に苦しかったです。とにかくタイムが出ない。特にセクター3。難しすぎる。

今までもあまり出来ていなかったですが(笑)、走って慣れてくると全体的に少しづつタイムが上がってきて、ある程度煮詰まってくると得意なコーナーと苦手なコーナーが出てくるんですが、最終的には苦手な部分もある程度のまとまりを見せてきて概ね納得のタイムまで行きつくんです。しかし今回はそうじゃなかった。セクター3の魔物と戦い続けてるうちに終わってしまったという感覚がかなりあります。ようするに全然イメージと走りがマッチしないまま終わってしまったという感じです。

散々これまで記事に書きましたけどセクター3ですよ。設計した人に小一時間くらい問い詰めたいです(笑)。苦手意識はありましたけど、走り込めば理解出来てそれなりに走れるようになるだろう、攻め方も覚えられてラッキーみたいな軽いノリで考えていましたけど(笑)、結果的に11000km以上の走行距離を重ねてやっと少しだけセクター3の奥深さを理解出来てきたかもというレベルです。決して勢いだけでは速く走れない、かといって安パイ過ぎてもタイムは出ない、その丁度良い加減を見つけてそれを走りに表すという部分が出来て初めてタイムが出るような気がします。

まあそんなこんなで、最後の決戦となると思われた3連休の初日。土曜日に一旦タイムを出す事が出来ました。1:37.697でようやく、ようやく37.6台に入ります。この時もセクター2通過タイムで52.269が出ていて上位の方と遜色ない通過をしていたのですが、セクター3で何時ものごとく伸び悩んで(45.428)このタイムでした。ここを伸ばすだけでも十分37.5台は見えてくるのでタイムは出たけどモヤモヤが残る結果となります。実際タイムが出た時も「よっしゃ!」というよりは「はあ・・」って感じでしたので(笑)

リプレイもここで供養しておきます(笑)。セクター2までは良いタイムで来てたんですが、よくよく見ますとダンロップ1個目立ち上がりでリアをスライドさせ車体が反対へ向きかけてます。何とか立ち直らせてますがここで大きくロスしているでしょうね・・外回りになった分加速は良さそうでしたが。スープラコーナーも途中で失速しかけてアクセル足してるところもあったりですけど、コンパクトには回れていて加速も悪くありません。まあダンロップ以外は意外と悪くなかった(個人的内容として)気がするのでダンロップでもう少しちゃんと通過出来ていればここまで苦労する事もなかったのかもしれません。今更仕方ないですけど(笑)

ということでセクター3をどうにかしないといけません。
色んなリプレイを見たりしてセクター3を研究します。前回記事ではたくあんさんのセクター3と比較してましたが、それ以外の様々な方のリプレイを拝見しました。やはりこのセクター3はアプローチが皆さんそれぞれでリプレイ視聴はかなりタメになりました。その中で自分に合いそうな走らせ方などを取り入れてセクター3の走らせ方をちょっとずつ変更していきました。具体的にはスープラコーナーを大きな円を描くように滑らかに走らせるのはベースとしてもう少しコンパクトに走りアクセルONは僅かに我慢しつつ立ち上がり重視にしたこと、最終コーナーも同じように突っ込み過ぎずにコンパクトに回り込んで立ち上がり1速に全神経を集中させる、その2点。

それから感覚が変わります。今までこれは良い走り!と思えた時しか出なかった45.3台が軽く流して走ってるような感覚で出るようになってきます。特に最後の2つのコーナーの改善が大きかったという事でしょう。逆に言えばここで相当ロスしていたんだなというのも分かりました。その辺りは前回記事でも同様の事を書きましたが、その時はそうしてるように走ってるつもりで改善しなかったので不思議ではありますが、ボトム維持よりトラクションを掛けた最大の加速をイメージしだしてから良くなった感じがありました。下記画像はセッション内OPTで37.5台に入ったのを撮ったもの。セクター2までのこれまでのタイムを見ているとセクター3で45.3前半が出れば37.5台は十分見えてきていました。

しかしセクター3が少し見えかけて来ているものの、肝心なところでタイムを出せません(笑)。下記画像も6周目に良い感じで来てたんですがダンロップ立ち上がりのボラードに当てて万事休す。

下記の時も発狂しそうでした(笑)。37.693の時は確かコカコーラ進入イン側ボラードに当たったのでそのまま軽く走ったつもりがベストタイムを超えてしまうとか(タイムは無効)、37.732のやつはセクター1が遅すぎだったので軽く走ったら全然良い感じでセクター1で何時もみたいに21.45辺り出ていれば37.6前半出てたやん・・って感じのやつです。

これは忘れもしません。最終日、セクター3はマシになってきたのに1コーナーやアドバンが訳が分からなくなって全然タイムが出なかった時、それほど悪くないセクター2通過タイム(52.325)が出たんですが、ダンロップ立ち上がりのボラードにほんの僅か擦ってタイム無効・・そのまま走り続けたら37.658が出てしまうという。一瞬この時点でもう止めようかと思いました(笑)

下記2枚ともセクター3でそれまで何度か出てた45.3中盤とかが出ていれば余裕でベスト更新出来ていた分です。とにかく歯車が全く合いません。最終的には1コーナーで21.5を切る事が全くできなくなって(笑)、夕方から出かける予定があったので、最終日17時くらいにアタックを終えました。この時点でランキングは京都4位。都道府県決勝は4名まで進出出来るのでまさにボーダーライン。5位の方は相当タイムを出すのに苦しんでいるような感じだったので上手く行けば逃げ切れるかもしれない。でも昨年の京都府トップだった方ですので終わるまでに抜かれるかもしれない。そんな状況だったので最後には最低3位に上がっていたかったのが本音ではありますがこればかりはどうしようもありません。用事があったのもありますけど蓄積された疲労で身体はもはや限界でした(笑)

ベストラップ保存は一部保存し忘れているのもありますが概ねこんな感じ。一番下のGT-Oneは関係ありませんが、初日~2日目でに38.0に行くものの37秒台に入るのにめちゃくちゃ苦労しました・・37.721を出した時も3~4日は苦労しまくってた記憶があります。この時が一番「よっしゃ!」と思ったタイムだったかもしれません(笑)。そして1週間以上苦しみ続けてようやく37.6台に入ったというのが見て取れますね。

そして16日24時を迎えタイムアタック期間が終了します。
もう落ちたら落ちたでゆっくりできるからそれでもいいわって思ってましたけど、22時過ぎに帰宅して終了30分前からずっとランキング眺めてそわそわしてました(笑)。結果的に4位に残り続ける事が出来て都道府県予選進出を決める事ができました。本当に疲れました・・・正直なところ37.697を出せたのも幸運だったと思いますし、それ以降どれだけ頑張っても更新出来なかったので(惜しいのは何度もあったにせよ)正直ラッキーだったと言わざるを得ないです。

前回国体TAの時も100位以内に入っていて、今年も隠れ目標としては全国100位以内を目指していましたが何とか留まる事が出来ました。94位です。終盤かなりの方がタイムアップされたんだと思いますが大分順位は下がりました(笑)。
ランキング一覧:https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/sportmode/event/10534/0/900/

走行距離。今回のTA用に走行距離2000kmで購入したNSXですが、最終的に13451kmのオドメーターとなっているので、11451kmを走ったという事になりますね。レースカーなので去年のAE86より速度域が高いので比較は出来ませんが去年より4000km以上は走った事になります。一昨年はGr2のNSXで1万キロくらいでしたが今回期間も短かったのに距離が多いというのはそれだけ1日の平均で多くの距離を走ったって事です。自分でもアホちゃうかと思ったりしましたが(笑)、今回のTAはごく一部のスーパー宇宙人な上位勢を除き、間違いなく距離を走った人に恩恵があるアタックだったのではないかなと思います。これだけ走ったのにまだ理解が足りないのですから・・

いずれにしても次へ進む事になりました。もう富士+NSXは記憶から消したいと思いますが(笑)、次の都道府県決勝がどのような内容になるかです。これまでの流れからして予選TAと同じ車種・コースの可能性も無きにしも非ずですので怖いです(笑)。10月に兵庫県内で開催予定らしいのですが場所も決まっていなければ日時も決まっておりません。勿論内容も不明です。分かっているのはオフラインで兵庫県内の某所へ京都・大阪・兵庫の各4名(計12名)が集まり、恐らくレース形式で都道府県別のトップを決めるという事です。都道府県別の上位1名(計3名)が都道府県別代表者となり12月の全国大会(こちらはオンライン開催のようです)に出場するという流れです。

今回のTAでのタイムは都道府県決勝でのグループ分け・グリッド順などにも使われる可能性があるので(そのような記述があったが現時点ではあくまで可能性)、京都・大阪・兵庫の上位4名をタイム順にソートしてみました。それが以下の通り(敬称略)。

タイム順都道府県名前(敬称略)予選タイム
1兵庫Kerokkuma_ej20(T. Miyazono)1:37.360
2大阪Rin3470(リン)1:37.457
3兵庫NRD_Dwarf_violet(NRD すみれ)1:37.548
4兵庫PRiMA_SHiKi(織)1:37.556
5大阪DOJO_Racing_shun(N. Donoue)1:37.570
6京都Dstinct_Yoshi(ヨシサワ)1:37.593
7大阪showy-maru7(まるしょー)1:37.594
8京都TSA_fan02(TSA_fan)1:37.615
9大阪tongariGT(tongari)1:37.628
10京都DAIRIN-916(DAIRIN)1:37.674
11京都Gucchi1918(Gucchi1918)1:37.697
12兵庫GRwakame_rice(GRわかめご飯)1:37.887

いやー、ブービー賞ですね私(笑)もう1~2つくらい順位は上かなと思ってましたがソートしたら厳しい現実が見えてきました(笑)

トップの宮園さん(GT界では知らぬ方は居ないであろう正真正銘のワールドチャンピオン!)は昨年も辞退されていたので出場されるのかは不明ですが、いずれにしてもこのようなメンバーでのレースになると思われます。正直なところ私はレース経験が圧倒的に不足してますので(TAしかメインでやってないw)ここから京都府勢で1位になって代表になる事はまず通常では起こりえないと思ってますし、むしろ誰の迷惑にもならず見せ場の1つでもあれば良いかなと思ってるくらいなので(笑)、気合を入れるというよりはオフライン大会という目立つ所に出場できるという事を楽しみたいと思っているのですが、恐らく皆さんお若い方ばかりでしょうしほぼ20代ばかりの中に50オーバーのオッサンが紛れ込んだらどのような注目を受けるのかは気になる所ですね(笑)。恐らくYoutubeでライブ配信されると思いますので「その年齢でここまで来られるのは素晴らしい!」みたいな感じで誰か言及してくれたらそれだけで十分満足して帰れるんですけどね(笑)。

いずれにしても詳細は24日以降に個別に連絡があるそうなので待ちたいと思います。
今年は辞退する事は多分無いと思ってますが、10月12~14日だけ既に予定が入っているのでそこに被らない事を願うのみです・・

最後に富士の走行写真を幾つか掲載しておきます。参加された全国の皆さまお疲れ様でした!

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