GT7 佐賀国スポ2024 その1 - 1'38.022 → 1'37.877

今年発表された全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGAの大会種目にグランツーリスモが無く、今年は国体(今年はからは国民スポーツ大会、国スポと呼ばれるようですね)は無いのかと思ってましたがエキシビジョンイベント的な形で開催されることとなったのはGT7プレイヤーならご存じかと思いますが、8月30日より都道府県予選タイムアタック(以下TA)が開始されまして早速頑張っているところです。

一応私が参加する京都府からは4人が残る形になります。京都・大阪・兵庫の各4人が10月に兵庫で行われるオフライン大会に出場し、恐らくレース形式かで各都道府県の1位を決めて本大会(オンライン)に出場する流れとなります。2022年は1人、2023年は2人の枠でしたので、今年は4人と狭き門ではなくなってきていますがU-18から一般の部に上がってきている驚速プレイヤーもいますので油断できません。過去2年京都府代表に選出されるタイムを出せていましたが、2022年はエリア選抜戦で落ち、2023年はF1鈴鹿と被ったためエリア選抜戦を辞退という形になっているので、今年は頑張って4人の中に残りオフラインのエリア選抜戦に出場して「50過ぎのオッサンここにあり!」を示したいところです(笑)

今年のレギュレーションですが、富士スピードウェイでホンダ NSX GT500 '00。タイヤはレーシングミディアム。車はともかく富士スピードウェイってホントに苦手なんです。特にセクター3区間。全く走らせ方が分かりませんので(笑)

30日のTA開催前にロビーで同条件の部屋を作って一人コソ練をしていたんですが(笑)、予想されているであろう超えなければいけない壁である37秒台なんてホントに出るの?ってくらいタイムが伸びません。かなり不安の中予選TAを走ってみたのですが、同じBOPではあるものの(多分)走りやすさが幾分違います。微妙な違いですがロビーでの走行よりもタイムが出やすい挙動になっているようでした。とりあえず計測1周目で軽く走ったのに38秒7辺りが出たので150kmくらい走ってみたところ38秒08までタイムが伸びました。これくらいの走行距離でここまでいけたしもうちょっとで37秒台に入れるやん、と変に安心しましたし少し軽く考えてしまいました。

が、地獄はここから始まるのでした(笑)

TA開始が金曜日だったので夜に少し走って翌日から頑張ろうと土曜日日中に走るのですがタイムが全く伸びません。かなり走り込んだにもかかわらず土曜日の時点で38.022と0.05秒しか縮める事が出来ませんでした。この時もセクター1で21.4台に入ってれば普通に37秒台入ったのに(笑)

疲れ果てて夜はMotoGPとF1の予選を見て不貞寝、日曜日も夜にMotoGPとF1の決勝があるので日中走り込んでみましたが最終的にタイム更新出来ず。色々と試行錯誤しながらやってみたのですがセクター1/2/3をある一定のレベルでまとめる事が出来ません。ってもう20年くらい同じことを言ってる気がしますが(笑)、上位勢は高い精度でまとめ上げたタイムを出しているんだなあと改めて凄いなと思います。何故そんなことができるんだろうと(笑)

今の時点でメモしているセクターベストを見てみると、

S1:21.425
S2:30.898
S3:45.428
合計:1'37.751

と、完璧に決まれば37.7秒台は出るのかなと思っていますが、現状37.8秒台が出れば御の字なのかなという感じです。S2計測時に52.4台は何度も出てるのでこの時点では悪くないタイムで通過はしているんです。問題は苦手意識の高いセクター3。予想していましたがまさにここは鬼門。走らせ方が全然分からない。マシンスライドを恐れるからかボトムスピードが遅いのかアクセルを踏み込むタイミング・量が悪いのか、ここがどうしても分かりません。土曜日・日曜日と2200km以上走ってしまって自分でもアホちゃうかと思うのですが(笑)、セクター3に関しては少しだけ理解が出来てきたような気もしていますが全く安定しません。S3ベストの45.428は決して速いタイムではないと思いますが、むちゃくちゃ遅くも無いのかなと・・でも再現が難しいんです。とにかくタイムのばらつきが大きいのが問題です。セクター1も1コーナーだけなんですけど、ここの走らせ方も突如分からなくなって全然タイムが出なくなる事もあるので意味不明です(笑)

セクター3の話になりますが、一番ヘタくそだったと思われるGRスープラコーナーのアプローチ。ブレーキやアクセルを弄らずパーシャルの状態で上手くクリップを取れて立ち上がりがスムーズに加速出来るだけでかなり変わりました。立ち上がりライン次第ではかなり安定して加速出来るラインがあるような気がしています。そして最終パナソニックコーナーも今まではラインもよく分からずイマイチでしたが、GRスープラ立ち上がりから出来るだけアウトに位置を変えてからアプローチするのが良さそうと理解出来てきました。ここもブレーキやアクセルを弄らずパーシャルの状態で上手くクリップ付近からアクセルをじわっとONしていくのが必須のようです。私の欠点としてはアクセル・ブレーキの操作がやはり雑なんだと思います。丁寧かつ微妙な操作がどうしても出来ないというか荒くなってしまってるんでしょうね。走ってる時は丁寧に操作しているつもりですけど後からリプレイを見るとそうでもないんです。その辺りを考えてアクセルとブレーキのキャリブレーション設定を細かく調整したりと色々とやってどうにかならないかと試行錯誤している状況です。いずれにしてもセクター3は私の中での丁寧では全然足らず、真の意味での丁寧なアクセルワークが必須であると感じています。

全体的な話ですと、立ち上がりを稼ぎたいために早めのアクセルオンからアウトに膨らんでいくとNGなポイントが多いような気がします。特にセクター3。早く踏みたいのを我慢してコンパクトに走らせるほうが良いところをしっかり決め、とにかく我慢の走りが結果速いタイムに繋がるような気がしています。特にセクター3のGRスープラ・パナソニックはコンパクトに回る方が良さそう。

ちなみに色んな方の走行映像を過去含めて見てると、自分のベストか速い方のゴーストを0.3~0.5秒くらい前方にオフセットして走らせている方が多い気がしますが、確かにそれをするとコーナー毎のライン取りの試行錯誤で追いついたり離れたりする形で非常に参考になりそうなんですが、私の場合これまでずっとオフセット0で走らせる事に慣れていて、前に影が居るだけでまともに走らせられなくなるんですよね(笑)慣れるように練習した方がいいのか、今まで通りオフセット0で良いのかめっちゃ悩むところです。確かにオフセット0だとほぼ同タイムで走っていると当然自分と重なるのでゴーストは見えなくなりますし、ある一定のところでゴーストが見えない、若しくは自分の後ろに見えているというのが分かると途端にプレッシャーに襲われて凡タイムになる事が多々あるので(笑)、前方にオフセットしておけばそういう変なプレッシャーは無くなるような気がしているんですが、どうも走りにくい。どうしたもんでしょうね・・

昨年の鹿児島国体の時の記事を見返してみると、今年同様比較的早い段階で21秒フラットまで出しているのにそこから20秒台に入るまで苦労しまくってたようなので(笑)毎回同じ事してるなあと思いますが、結局は去年も20.6台までタイムを伸ばしているので、今年もそうなったらいいのになという淡い期待を抱きながらもう少し頑張ってみようと思っています。現状2週間ちょっとなので37.8台出たらもういいかなと思ったりもします(笑)

追記(2024.09.04)
なんとか37秒台が出たので追記。セクター1とセクター2でベストより0.18くらい遅かったので、完璧にまとめ上げれば37.6台もあり得るのかもという部分が出てきました。セクター3は45.369とこれまでのベストタイムでしたが、なぜこんなタイムが出ちゃったのか未だによく分からず(笑)。この時はセクター2通過タイムが52.5台だったのでダメだなと思い軽い気持ちで走ってたんですが、最終コーナーを立ち上がった時に前ラップ(確か38秒2台)よりも0.3ちょい速い計時が出ていて、え?なんで?これもしかして37秒台入るんちゃう?と動揺しながら走ってたように記憶してます(笑)。で、フィニッシュラインを通過した時に37.9台どころか37.8台まで行ってしまって頭の中が???となってしまったような感じでした。セクター3のタイムを見て納得でしたが。

恐らく心掛けていたであろう、セクター3はとにかくコンパクトに走る事とアクセルワークとブレーキワークをとにかく丁寧にゆっくり焦らずという部分が上手くハマったのかなーという感じですが、正直わかりません。45.3台がコンスタントに出せるくらいまで慣れてくれば、セクター2までの伸びしろを考えるともう少し更新出来そうな感じはしています。

不思議なもので2500km走って37秒台に1度も入らなかったのに、一度37秒台を出してみるとその後は何度か37秒台に入る走りが出来てしまうんです。今までは一体なんやったんや!と思ってしまうのですが(笑)こういうのが小さいながらも自分の中の限界点を1つ超えたという事なんでしょうね。そういう意味では頑張ったなと思います(笑)

今回のタイムアタックで感じる事ですが、セクター2計測地点での上位トップクラスの方のタイムを見ても「想定できる」というのがまず一番大きいです。出せないタイムじゃない・区間ベストならほぼ近いタイムが出せている、という安心感とでもいいましょうか(笑)。しかしセクター3がやはりとんでもないタイムなんですよねやっぱり。45.1台とかポンポン出ているみたいですので(苦笑)ここだけでも0.2以上引き離されています。セクター3は本当に難しいですし特にコース後半なので途中でリトライとかする事が多くなると余計にセクター3の習熟度が上がらない要因になるかもしれません。そう考えるとリトライばかりせずに通しでひたすら走り続ける方が良いんでしょうね。無意識にリトライする癖をどうにかしないといけません(笑)

最終日である9月16日まで2週間くらい時間がありますのでまた走って詰めようと思いますが、2500km走って38秒を切れなかった時にコース図にポイントとか考え?をまとめたものを作ってました。今はお手本動画なども沢山あるので需要は無いと思ってますが(笑)自分自身としては動画で見てその時は「なるほどなー」と思うのですけど、走ってる時は忘れてる事も多いですし後から見返すのがとにかく大変なので何時もテキストにまとめたりするんです。すぐ復習できるように。今見返してみるとある程度的は得ている部分もあるかなと思いますが、あくまで現状の考察ですのでタイムが上がっていったとしたら変化が出てくるかもしれませんのであくまで参考程度に(クリックで拡大できます)。

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