CRF250L MD47 ZETA ドライブカバー装着(トラブル有り)
久々に(CRFでは初)ダートを走って、その日にに洗車していたんですが流石に泥汚れはキレイにするのも大変ですしフロントスプロケット周りのカバーの中もヤバいだろうなと思いつつそのままにして見えてる部分だけをキレイにしたんですが、やっぱりダート走って泥まみれになるとフロントスプロケットカバー内に泥も溜まるだろうし、ここは開放型のカバーにしておいた方がいいだろうなと思い、ZETAのドライブカバーを買ってみる事に。
購入したのは2021年以降のMD47対応という事でZETA ドライブカバー レッド ZE80-9315です。
赤いアルマイトが美しい。なお、赤アルマイトってすぐに色褪せする経験が多く、この色もどうかなと思ってはいたんですが、先人達のレビューを見ても結構色褪せずにキレイなままという評判も見ていましたので赤にしてみました。まあ実際どうなるか人柱?になってもいいかなという気持ちです(笑)
スプロケットカバーを外します。2か所で固定されているボルトを外します。簡単にカパっと取れるんですが、丁度左上にエンジン部分に刺さっているコネクターをガードするステーのようなものはあるので、そのステーのエンジン側ボルトも少し緩めておいてカバーを外しやすいようにしておきました。
外してみてビックリしたんですが、殆ど泥汚れが付いていませんでした。まあダート走ったとはいえそんな凄まじい所に行ってはいないのでこんなものなのかもしれませんが(笑)
カバーを外したところ。カバー側に鉄製のガイドのようなものが付いています。チェーンガイドですが、これを取り外してZETAドライブカバーを装着する際に流用する形になるようです。
ちなみにカバーを外した斉のボルト2本。ネジの長さが違います。長い方が上側だったと思うので元に戻す際は間違えないようにしましょう。なおこのボルトは使いませんのでカバーと一緒に無くさないよう保管です。
で、先ほどの純正カバーについているチェーンガイド。取ろうと思ったらカバーから外れません・・よく見てみると純正カバーから伸びている2本の突起にはめ込んであるのですが、その突起の先がかしめてあって引っ張っても取れません。無理やり引っこ抜こうかと思いましたがガイドが曲がりそうだったので気乗りしませんでしたがかしめてある先端部分をニッパーで切り落とす事に。たまたまこのようなニッパーを持っていたので簡単に切れましたが、普通のニッパーだと上手く切れないかもです。やすりで削っても良いかもですね。
切り落としたところ。2か所カットしたら上に引っ張って抜けるかと思います。
チェーンガイドが取りはずせました。
ここまで来たらチェーンガイドとドライブカバーを車体に固定するだけです。
ドライブカバーに予めスペーサーが付いているので、エンジン側との間にチェーンガイドを挟み込んで固定するという形ですね。簡単です。が、左下側にある純正ハーネス部分が邪魔してネジを正面からなかなか回しにくくて5分くらいかかりましたが(笑)。あと元々付いていた純正ステーが物理的にどう考えても固定出来ない感じだったので一旦外してしまいました。
見た感じ良いですね。アルマイトの赤がアクセントになって見た目も良いですしこれだけ解放されていれば泥詰まりする事もないでしょう。
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さて、本記事はここからが重要内容です(笑)
ドライブカバーを固定する際に気になった事。前述通りこの純正ステーが取り付けできなかったんです。ステー左側の固定位置は勿論合うのですが、ステー右側の固定位置がちょうどドライブカバー上に見えているアルミスペーサーの幅内にステー取り付け穴が来るような形だったので、どう考えてもこのステーは固定出来ないなと言う感じだったんです。なのでまあいいか、と純正カバーと一緒に保管しておいたのですが、このステーはエンジン側に繋がっているコネクターをガードする役目で付いているものなので、あまり何かに当たって欲しくないものだと思いますし。でも物理的に絶対固定出来ない状態だったので仕方なくそのまま外した状態にしてあったんですが、説明書にもその旨の記載も何もなかったのでどうにも気になっていたんです。
これって他のオーナーさんはどうしてるんだろうと。
で調べてみると、2021年~2022年の2BK-MD47にはこのステーが存在していない事に気付きます。え?と思って見てみるとそもそもエンジンのクランクケースカバー自体の形状も微妙に違います。これにはびっくり。単なる排ガス規制のマイナーチェンジだと思ってましたが、2023年式8BK-MD47はエンジン本体の見た目も微妙に変わってます。写真を見てもらうと一目瞭然かと。
となると、もしかして今回購入したのは2022年式までしか装着出来ないの?となります。
MD47オーナーならお分かりかと思いますけど、排ガス規制絡みでマフラーなど例外はあるにせよ「CRF250L MD47 2021年~対応」って記載があると2BK・8BKも共通のMD47対応なんだね、となりますよね(笑)。私も今回のドライブカバーはそう思ってたんですが、商品説明を見ると確かに「CRF250L 21/22」と書かれています。私はてっきり2022年までの情報しか載っていない適合表なんだと思っていたんですが、何と2024年2月に2023年専用のZETAドライブカバーが出ている事を知ってしまいます(笑)。まじかーと思いました(笑)
2023年専用のメーカー画像を見るとちゃんと例の純正ステーも付いていますし、ステー取り付け部分を見るとスペーサーが2分割されていてその間に純正ステーを挟み込むような形になっていてまさにこれだと。位置的に丁度この辺りに純正ステーが挟まるような位置でしたので。
まとめますと、
・ZETA ドライブカバー レッド ZE80-9315
は2021年~2022年までの2BK-MD47専用品
・ZETA ドライブカバー レッド ZE80-9345
・ZETA ドライブカバー ブラック ZE80-9340
は2023年(2024年モデルも恐らくこれ?)の8BK-MD47専用品。
という事になります。黒も買えるのは良いですね!
私自身購入する前に2023年専用品がまさか発売されている事を知りませんでしたし、この商品(2021-2022年用)の存在自体も新製品発売の随分前でしたのでずっと共通で装着できると思い込んでいました・・これから購入される方は十分に気を付けてくださいね。まあ私もそうでしたけど、旧製品を購入しても2023年モデルには付くには付きます。ただし純正ステーは取り付け不可。新製品を2021~2022年モデルに装着すると、恐らく純正ステー部の厚みが足りずに本体が若干斜めに固定されてしまうかもしれませんね。
という事で2023年モデル専用品、ZETA ドライブカバー レッド ZE80-9345に買いなおすことにします(笑)
説明書とパッケージ。取り付け方法は概ね同じですが、前述通り純正ステーをドライブカバーとスペーサーの間に固定する旨の記載もちゃんとありました。
実際の写真。まだドライブカバー本体は映っていませんが、純正チェーンガイドと商品付属スペーサーの上に純正ステーを当ててみるとこのような感じでちゃんとした角度で固定が出来るようになっています。
あとここも固定の際に分かりましたが、このドライブカバー左下辺りに位置している純正ハーネス部分が2021-2022年モデル用は結構きつくて無理やりドライブカバーを抑え込まないと固定出来ない(ハーネスを押し込まないといけない)感じだったのですが、2023年専用モデルはこの部分の避けが少し大きくなっているようで、ここもすんなりとボルト固定が出来るようになっていました。
上から見た写真です。純正ステーが上手く固定出来るようになっているのがお分かりかと思います。
そしてようやく取り付け終了。正直前モデルのままでも良いっちゃ良いんですが(笑)、あの純正ステーで守られているコネクターがどうしても気になりました。勿論オン専用ならあの部分に接触する事は滅多にないと思いますが、林道探索などで狭い道などを無理やり入った際にあのコネクター辺りに木などが接触する可能性は勿論上がりますし、純正であのようなガードが付いているって事は当たったり抜けたりしてしまうと不都合だからこそあのような処置が2023年モデルからされている訳で。なので無駄に費用を使いましたが(笑)、結果的には良かったと思います。MD47オーナーさんはくれぐれも私のように間違わないようにしてください(笑)
はじめまして。コメント失礼します。
私は8BKのRALLYに乗っています。
私も年式間違えて購入してしまいました(笑)
ハーネスとかがギチギチでカプラーステーも取り付けられないのでCRF250L用なのかと思って調べたら2BK用でした。
2BKと8BKで色々変更されているんですね。
私はまた間違えたら嫌なので別の会社の商品にしました(笑)
大変参考になるブログなので今後も楽しく読ませて
いただきます。
ポールさん、初めまして。
やはり間違えられましたか(笑)これよっぽど事前リサーチをしっかりしていないと間違えてしまいますよね・・
ハーネス部分も確かにギチギチでしたがカプラーステーが取り付け出来ない(そして説明書にその記載が無い)部分で私もおかしいと感じました(笑)
このブログももうじき20年となりますが(笑)、更新しない時は結構ほったらかしですけど気が向いた時に記事を書いてますのでまた遊びにきてください!