CRF250L MD47 デイトナ D-UNITプラス 取付
まずは電装品取り付けの為の準備から。購入したのはデイトナ D-UNITプラス。こちらはACC+アースが3系統と常時電源が1系統となった商品です。常時電源無しのACC+アース4系統のデイトナ D-UNITという商品もあるのですが、私自身は3系統で十分である事と(足りなければ最悪分岐させたら良いので)常時電源端子が欲しかったという部分です。
常時電源にはセルスター バッテリー充電器 DRC-300AMZを繋いで、乗らない時にバッテリー充電をしておきたいという意図があったのでプラスの方を購入しました。昨年もそうでしたがバイクに乗るのは年に数回レベルなので(笑)、乗らない時には常にDRC-300を接続しておきたいのです。
早速取り付けです。まずCRF250L(MD47)のサービスマニュアルを持っていないので、ネットで色々と情報を探します。ヘッドライト裏にあるオプションコネクターを使えばハンドル周りのUSB電源は設置出来ると考えていたので、車体周りに何かないかなと調べると左サイドカバー辺りにオプションコネクターが何個かあるという事が分かりました。早速カバーを外して車載工具が入った黒いボックスの上あたりを見ると3つのコネクターが隠れていました。白いコネクターはカバーを外したところです(蓋がされていました)。
まず4ピンの方のコネクターをテスターで調べてみたら、赤が常時電源、黒/青と黒/黄がACC(キーONで12Vが来ていた)、緑がGND(アース)となっていたようです。次に2ピンの方のコネクターを調べると、黒/青がACCで黒/黄がGND(アース)となっていたようです。
D-UNITプラスからはバッテリーへ直接繋ぐプラスコードとマイナスコードの他にACCへ繋ぐ配線の計3本が出ているので、2ピンの方のACCへ繋ぐ事にします。
この時点でどの端子からACCが取れるのか分からなかったので、コネクター単品を購入していませんでした。恐らくキジマ製の防水カプラーセット(4Pなら品番304-7132、2Pなら品番304-7130)を購入すればスマートに繋げられますが、とりあえず手持ちのカプラー内部の端子だけを持っていたので、片側ギボシ・片側カプラー端子を繋ぐ形にした配線を自作します。
で、このように配線を繋ぎました。
一旦D-UNITプラスから出ている端子に電装部品を繋いでみて動作するか確認。キーONで問題なく動作していてこれでOKかなと思ったんですが、試しにこの状態でエンジンをかけてみようとするとセルが動かない。何で??と思い調べてみると、どうやらこの2ピンのコネクターは蓋の部分で短絡されているようでした。蓋と思いきやこの2本の配線が蓋の中で繋がっている形状になっています。サービスマニュアルが無いので不明ですが、何か別の用途で使うようなものなのかもしれません。
なので、4ピンのコネクターの黒/青の部分に繋ぎ直し2ピンの方は蓋を被せて再度チェック。こちらならACCもちゃんと取れてエンジンも始動しました。黒/黄の方に繋いでも問題無いと思われます。ACCが二つ来ているのも良くわかりませんが何か意味があるのでしょう。サービスマニュアル欲しいんですがめっちゃ高いんですよね・・セロー250の時も6000円くらいで買いましたが(それでも高いなーと思いましたが)、CRF250Lのは13000円くらいするんですよね・・後日結局買いましたが(笑)
余談となりましたが、写真は端子を差し込んだ状態になっていますが、ひとまず絶縁テープで水が入らないよう、抜け防止も兼ねてグルグルと巻いておきました。
D-UNITプラスはこの位置にマジックテープで固定。この辺りがシートと大きく干渉しない位置だったかと思います。これ以上中心側にすると万が一ACC配線とフレームが触れるとまずいので、あえて後方寄りに置いてます。まあACC端子はギボシメス側なので絶縁チューブが大きくなっていて直接触れる事は無いと思うんですが念のためということで。
これで3系統のアクセサリー電源が取れるようになったので、ここにはドラレコとETCを繋いで電源を供給してもらおうと思っています。
そして常時電源端子の方に、DRC-300のコネクターを接続します。どこから端子を出そうかなと考えましたが、バッテリー左側部分がちょうどカウルの隙間から見える位置だったのでこの辺りに端子を設置(といってもタイラップで留めただけですが)しました。
外装パーツを戻したところ。良い位置からバッテリー充電用端子が見えています。確実を期すなら端子は上向きの方が良さそうですが(水の侵入を防げる)、雨の日に走る事は無いですし屋根付きガレージで保管しているので、一旦はこれで良いかなと。
私みたいに年に数回くらいしか乗らない人もそんなに居ないと思いますが(笑)、数か月放置してるとすぐバッテリーが上がりますし、上がったら充電を繰り返すとバッテリーに良くありません。DRC-300はバッテリー容量に余裕がある時は充電を止め、ある一定レベルになると充電を再開する、という賢い充電器なのでたまにしか乗らない人にはほんとお勧めです。何時乗ってもバッテリーの調子は最高ですよ。