CRF250L(8BK-MD47)納車

長かった・・

オーダーしたのは2023年1月の2023モデル発表直後くらいだったか。セロー250もカスタム・メンテナンス的にもうほとんどやり尽くしたのもあるし、そもそも年に2~3回しか乗っていなく(笑)、人気のあるうちに売ってしまって新しいバイクが欲しいなって漠然と思ってたところ2023モデルのCRF250Lが発表。それまでずっと受注停止だったから、軽い気持ちで知り合いのバイク屋に聞いてみたら「オーダー受け付けてるよ~」って言われ、気持ちが大いに購入へ突き進む事態へとなりました(笑)

数日考えたのち(多分買うやろって言われてたけどw)正式にオーダー。

納期はなんと1/下旬~2/初旬との事。早くても春くらいかなと思ってたのでそんなに早く来るん?って心の準備も無いまま(笑)住民票取りに行ったりと準備はしていたんですが、2/中旬くらいに納期が遅れるとの連絡が。3/中旬くらいかな?と言われたものの、そんなに急いでる訳ではなかったので全然かまへんよ~と返事をしつつ、なんだかイヤな予感がする(スターウォーズ的に)感じはしていました(笑)。そして3月に入ると更に遅れる旨の連絡が。どうやら何らかの不具合が出ている模様。ネットで色々調べてたらホンダドリーム店とかでそのような情報を聞いている人のツイートなども見られたので、どうなるのかなと思ってたら今度はリコール(笑)。

日本に入ってきていた納車待ち分も生産国(タイ)に送り返して対策して再度日本に送られるという事も情報として見ていたので、これは焦らず待たないとなーと。そして4月下旬くらいに遂に5月下旬入荷が決まったと報告が。しかしそれすらホントかな?と疑心暗鬼になってました(笑)。

そして先週にようやくバイクが入荷したと連絡が!
最初に聞いていた納期から4か月以上遅れていたので用意していた住民票も使えず(登録は3か月以内に発行したものが必要)、また発行しにいく事になりましたが・・

CRF250L(MD47)自体を街で見かける事もあまりないし、このバイク自体は幻で都市伝説なのでは?と思うくらいでしたが(笑)、入荷してきたバイクの写真を見て、これは現実なんだと(笑)。シートに新車特有のカバーが被せられ、カウルのあちこちに青い保護シートが貼られたバイク。まさに新車。これですよこれ。

自分のバイク歴は、高校生の頃まで遡ります。自宅にあったモンキーとジェンマ50でバイクを知り、初めて自分で買ったヤマハチャンプでスクーターを弄って速くする楽しみを知り、CBR250R(MC19)で初めて250ccレーサーレプリカを所有、その後ミニバイクレース用としてNSR50、NS50Fなどを所有し、オフロードにハマってからXLR250R、CRM250R(MD24)まで続き、ここで結婚などを経て一旦自分のバイク人生?が終わります。

再びバイクに乗り出したのはそれから20年以上が経ってから。友人のFZR250R(3LN1)を購入し、その後またオフロード(というか林道)で走りたくなりセロー250を所有するというところまで続きます。

それなりのバイク遍歴ではあるのですが、実はこれ全て中古購入なんです。新車でバイクを買った事がこれまでの人生で一度も無かったのです(車は何度もあるのですが)。それだけに今回の新車購入は人生初の体験なのでかなりわくわくしていたのは正直なところ。

何時ものごとく前置きが長くなりましたが(笑)、納車当日までに各部グリスアップをお願いしておきました。最近の新車(特にホンダ車)は各部グリスが殆ど付いていない・もしくは全く付いていないというのは聞いていて、バイク屋の友人も最近はほんとそうだと聞いてたので、足回りの可動部分はやっといてとお願いしてました。

前後アクスルシャフト、リアサスリンク周り、スイングアームピボットシャフト辺りをお願いしておきましたが、案の定カラカラだったみたいです(笑)しっかりグリスアップしてもらいました。潤滑の観点もそうですが、水分が入ってサビてしまうのを防ぐ役割も大きいです。多分このまま何もせず走りますと、真っ先にリンク内部とかアクスルシャフトは速攻錆びてしまうでしょうね・・

何とか先週日曜にメンテ・整備が終わったようなので、知り合いのバイク屋まで赴き対面します。

第一印象。でかい。そしてまたがってみると重い。でも何よりも勝る印象、かっこいい(笑)自分自身初の新車なので、距離計がまっさらな状態を見るのも初めて。記念に写真を撮っておきます(笑)。

という事で乗って帰りました。20kmほどの距離を経て自宅へ到着。

自宅敷地内にバイクガレージがあるのですが、そこに入れるのにまず門扉をくぐって狭い箇所を90度押して入れる必要があるのですが、セロー250がコンパクトな車体だったのでホントに入るのか不安でしたが何とか入りました。恐らく倒立サスだからハンドル切れ角が少なくなってるのではと。しかし押して入れるのも一苦労。マジで重かったです(汗)

さてここからは乗った後の感想など。特にセロー250との違いなども交えて。

重さについて。
セロー250より車高が高いのもありますしエンジン位置が上なのもあるかもですが、一回りくらいデカく感じます。水冷なのでシュラウド周りの幅もセローより大きいですしマフラー周りの幅も大きく感じます。低重心だったと思われるセロー250よりエンジン搭載位置が高く重心が上に来ている影響か、バイクが凄く重く感じますね。セロー250(DG11J)の装備重量126kgとの事でしたので、今と重量計算の基準が違うので正確かはわかりませんがCRF250Lの141kgから考えると15kg重いので、私自身の感覚としてもかなり重くなったなーというのが率直な感想でした。

車高について。
購入したのは赤の方なのでシート高880mmです。実際またがってみましたが、脚付け根内側をシートに食い込ませる形?で真っすぐ下に降ろせば両脚かかとも地面に付くのですが、自然な形で足を下に降ろすだけだと両脚かかとまで付きません。身長は183cmありますのでこれはまあまあ意外でした。今まで足つき性に問題を感じた事が一度も無かったので、かかとまでべったり付かない(実際は無理に降ろせば付くんですが)と多少の不安を感じたりしました。見た目や足つき性など考えても、デュアルパーパスとは言えある意味モトクロッサーの車体設計を感じる市販車のような印象さえ受けました。まあこの辺は慣れかと思いますが。

お次に足回り。
セロー250の時はフロントはしっかりフルオーバーホールしリアにはオーリンズを付けていたのですが、それに勝るとも劣らぬ良い足回りだと感じました。まだ公道を少し走っただけなので多くはわかりませんが、ブレーキング時もフロントサスは大きく沈み込む事なく粘りますしリアもフワフワ感は全くありません。それでもSだけにストローク量も多く良く動くんだと思いますが、その辺りは林道などで体感してみないと分からないですね。ピカピカなので当分未舗装路は走りたくないですけども(笑)
街中を走る分には快適そのものでした。

エンジン。
まだ5000rpmまでを目途とした慣らし段階なので良くわかりませんが(笑)、24馬力+6速仕様なので今の段階でもセロー250より走りやすいです。特に1~5速がクロスしてるようなギア比なのか繋がりも良いですしトルクもあるのでかなり走りやすかったです。6速は高速巡行用っぽい感じで今の回転数では合わないので殆ど使ってませんでしたが、個人的にはセロー250で散々幻の6速に入れようとしてたので(笑)、6速まであるのはありがたいですし、メーターにギアポジションが表示されるのも最高にありがたいです。

空冷と水冷について。
セロー250は空冷だったから当然冷却ファンもありませんし、自然に冷却するだけにエンジンからの熱を乗車時に感じる事は殆どありませんでした。両脚に感じる熱気も殆どありませんでしたし、暑い日でも走行は快適そのもの。今回CRFに乗って感じたのは「熱い」でした(笑)
走行した時が気温27度くらいと5月にしてはかなり暑い時ではありましたが、やはり水冷だけに冷却ファンが回ると熱風がガンガン両足を直撃します。FZRの時もそうだったけど水冷バイクってこういう感じだったよなあと懐かしみつつ(笑)我慢できないほどではありません。ネット情報などで右足側が熱くて耐えられないという方もおられるようですが、私個人的にはそこまでは・・って感じですかね。水冷バイク並みの普通の熱さという感じでした。

見た目。
文句なし。最高にかっこいいです。それで買ったようなもんです(笑)
セロー250、3年ほど乗って良いバイクであるのは間違いなかったですし、林道をトコトコ走るのも日帰りツーリングするのも問題ない良いバイクではあったのですが、どうしても見た目のカッコよさというものが無かったんですよね。勿論見た目とかは好みの問題なのですけど、少なくとも自分はカッコよいバイクと思ったことはありませんでした(笑)
セローを購入する時にもCRFは勿論候補だったんですけど、林道で遊ぶなら転倒もするだろうし水冷バイクだとトラブったら大変かもという部分もありましたしMD44以前のヘッドライト周りの形状がどうしても好きになれなかったという事もあって、そうなるとセロー250一択になったという経緯があったんですが、実際林道に何度も行きましたが、それほどハードなところにはいきませんでしたし昔エンデューロレースをしていたからか悪路の走行も特に怖くなくしっかりコントロール出来ていたので転倒も片手で数えるくらいしか実際しなかったので、別に水冷でもいいんじゃない?という考えに変わったというのもあります。
元々CRM250Rに乗ってた時、レース車両のCR外装を付けて極力ワークスレプリカみたいな感じにしていたので、こういう戦闘的な見た目は大好物なんです。CRF250Lはノーマルの段階で見た目は文句なし。ステッカーチューンするくらいで他に外観を変えるような弄りはまず不要でしょう。大満足です。

また毎度の事ながら長々と書き連ねてしまいましたが(笑)、総じて良いバイクだと思います!唯一少し重さを感じるので、この辺りは色々考えてみたく思ってます。手っ取り早いのはスリップオンマフラーに交換ですかね。これだけで3~4kgは軽くできると思いますので。あとタンクも7.8Lなので、樹脂製タンク(9Lちょいの見た目ほとんど変わらないものがあるみたい)などと交換する事でそれなりに軽くできそうです。暫くは乗り続ける事になるであろうバイクなので焦らずゆっくりと弄って行こうかなと思います(帰宅後、納期遅れで数か月放置されてたパーツを色々つけましたがw)。

最後に帰宅後テラスからバイクを眺めて祝杯をあげていた図(笑)

CRF250L(8BK-MD47)納車” に対して2件のコメントがあります。

  1. あろっと より:

    赤もいいなぁ!
    ちょこちょこ触ってますが大体ここの記事にされてて助かってます。
    他のCRF乗りはここにまだたどり着いていないのか・・?
    goodポチポチ押してます・w・b”

    1. あろっとさん、コメントありがとうございます。
      納期が長かった事もあり、欲しいパーツ類は事前に用意してたのと弄りたい事はリスト化してたので、乗らずに弄ってばかりだったってのも記事化が早かった要因かもです(笑)
      今はSNS全盛ではありますが、自分はもう20年近くブログやってまして簡潔にまとめるのが苦手なので(笑)どちらかというとブログという形式が合っているのかもしれません。伝えたいことはしっかり書けますしね。

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