北海道旅行Day2 - 富良野編1 ~北の国から 2021 ロケ地巡り~

2日目の富良野編は1記事にまとめようとしましたが、あまりにも膨大な量になりそうなので2回に分ける事にしました(笑)。まずは札幌のホテルをチェックアウトして、レンタカーを取りに行きます。

1か月くらい前からレンタカーはずっとキャンセル待ちになっていたようなので、多くの方が来られるんだろうなと思ってましたが、案の定レンタカーの手続き中に飛び込みで借りに来られた方がチラホラと。勿論借りる事も出来ず「どうしよう・・」と途方に暮れながら帰っていかれましたが、流石に無理でしょ、と思います(笑)

レンタカーを受け取って、札幌の街に別れを告げます。また来ます!

ルート的には、札幌から道央自動車道に乗り、三笠ICで降りてから山間部を通って富良野に抜けるルートのようです。距離的には110kmで半分近くが高速道路だったので、Googleに計算させても2時間くらいと、出発が9時半だったので11時半には着くだろうと思ってました。

とはいえ、レンタカーの手続きに少々手間取り(終着点変更のため)、そこでも30分ロスしていたので、本来11時には着く予定でした。ただ、高速道路で事故渋滞があり、三笠からの山麓で意味不明の渋滞があり、さらには富良野市街地に入る前にかなり長い渋滞にハマリ、コンビニも無い(というか人の気配が無い)トイレも無い山道を永遠と走り続けて結構疲れましたが、富良野の文字が見える度に興奮度合いが高まります。

結局最初の目的地であるニングルテラスへは12時半くらいの到着でした。本当は富良野プリンスホテル(旧の方)の前にも行きたかったのですが、時間が押している為パス。まずは入り口前にある富良野ドラマ館へ。ここで出発前に五郎さんのジャンパーと帽子を通販購入していて、旅先のポイントで着用し記念写真を撮ろうと思ってたんですが、あまりの暑さと人の多さで恥ずかしくなり止めました(笑)。

記念に遺言とラーメン、軍手・軍足を購入(笑)。

入口には五郎さんへのメッセージを記入できるコーナーが。お店の中も良い雰囲気の場所でした。

ではニングルテラスの中へ

既にヤバイです(笑)。もう少し暗かったらライトアップなどが綺麗なんだろうなと思いますが、もうこの景色だけでも完全に「北の国から」の世界の中に入り込んだようです。素晴らしい・・・・

この左側の建物が恐らく雪子おばさんが働いていたロウソク屋かと思われます。後ろにチュチュの家が映っている角度的に恐らくこれだろうと。お店自体はロウソク屋ではありませんでしたが、他の場所にロウソク屋さんはありました。

チュチュの家、こちらはつい先日にオープンした「北の国から ミニ資料館」としてにぎわってました。6月だったかと思いますが、倉本聰さんがオープニングイベントで来られていました。中は撮影厳禁だったので写真は撮っていませんが、良い内容でした。ここに展示されてたものや、麓郷木材さんの倉庫にあるという未公開の資料的アイテムなどを集めてちゃんとした資料館を作りたいとのことでした。

あまり時間が無かったため、ゆっくりと店舗を見て回れませんでしたが、ホント良いところでした。景観も雰囲気も何もかも素晴らしいとこだった・・・

車を再び走らせていきます。次に目指すは布部駅。北の国からの始まりの地ですね。五郎さんが純と螢を連れて初めて富良野に降り立った駅です。ここは絶対外せないという場所です(笑)。

駅の入り口には「北の国 此処に始る 倉本聰」の看板があります。

時間があれば車をここに置いて富良野駅まで行き、駅界隈を堪能してから再度戻るというのもアリかと思いましたが、そもそも時間に余裕が無かったのと、1日4本しか走っていない(!)ので行ったらヤバい状況でした(笑)。

ここも本当に景色も良く、素晴らしい場所でした。

布部駅を後にして、目指すは麓郷地区。本日のメインイベント界隈です。向かう道路もずっと山深い幹線道路で、きっとドラマでここを走ってるシーンもあったんだろうなと思いつつ麓郷へ向かいます。

実はUSBメモリに北の国からサウンドトラックを入れて持ってきてたのですが、借りたレンタカーにはUSBを挿す端子が無く(笑)、仕方なくYoutube再生しながらでしたが、それでも雰囲気最高です!

麓郷地区に着いたのでまずは「拾って来た家 ~やがて町~」に。

ここは雪子おばさんの住んでいた家、そしてドラマでは作ってる途中だったすみえの家、そしてドラマ後に語られるはずだった、純と結の家、そして五郎さんの4番目の家があります。

まずは純と結の家から。

結婚後の二人が住んだという設定のこの家はバスを廃材に使った家ということです。中も綺麗に作ってあり、五郎さん作らしい石風呂がありました。対面キッチンもあったり純の趣味部屋?(ギターやパソコンなど置いてあった)などもあったりと工夫が満載の家でした。

お次は雪子おばさんの家へ。

ここはドラマでもかなり有名でしたよね。外観や中もドラマでやっていましたし、大きくなった大介が暫く滞在していたのもこの家でした。

冷蔵庫の蓋で作った棚など、当時そのままの状態で保存されていて良い感じでした。それにしてもこの家は他の家より格段に大きく、雪子おばさんが一人で住むにはデカいよなーと思ってしまいました(笑)。

次はすみえちゃんの家。中畑のおじさんの娘で、正彦と結婚して住む予定だった家。ドラマでは「クソ発電」で有名なところですね(笑)。

中はかなりこじんまりとしてて、ここで夫婦二人、将来的にお子さんが出来たとしたらとても狭くて住めないのでは?と要らぬ心配をしてしまう場所でした(笑)。

しかしこの家は五郎さんと中畑のおじさんとの印象的なシーンで有名なところですよね・・奥さんのガンが見つかり、それまでに何とか家を建てて欲しいと涙ながらに五郎さんに訴える中ちゃんの迫真の演技に涙した人も多いのではないでしょうか。

そしてここに五郎さんの4番目の家があります。

五郎さんは現在富良野に出かけているとのこと。夜には戻ってくるみたいですね。日付も今日だし、本当に出かけているような気にさえなります。

中畑木材の倉庫を改造して作ったという家で愛犬アキナと一緒いたところですね。有名なシーンだと、自衛官となった正吉が火事の事で詫びにきて、五郎さんと飲み明かしてたのが有名です。

個人的にはここでようやく五郎さんを感じるスポットに辿り着いて感動してました(笑)。まだまだこれからなんですけど(笑)。

さてここから少し歩きます。

富良野は今日32度くらいまで気温が上がっていて、どうも北海道内陸部はかなりの暑さだったみたいです。私自身北海道にきたら京都のクソ暑さから少し開放されると思ってましたけど、かなりの暑さで大分疲れてました(笑)。まあ湿度がそれほどでもない感じだったので少しはましでしたが・・

歩いていると小野田旅館の看板が。ここはドラマシリーズで五郎さんと中さんが飲んでた飲み屋の設定だったみたいですが、旅館なのか蕎麦屋なのかよく分かりませんでした(笑)。暖簾は内側にかかっていたので恐らく休業中だったのでしょう。

更に歩くと麓郷のバス停が。ここも有名な場所ですよね。但し実際にドラマでやってた場所とは若干違うっぽいです。

1日に4本のみ。

さらに歩いて辿り着いた場所はあの有名な中畑木材工業のロケ地となった建物。車で行かなければならないかな?と思ってましたが、歩いて行けるくらいの距離でした。

それにしても、この建物が超有名ですしほぼ全シリーズに登場する場所ですので、個人的にも思い入れが強く、この建物が見えて来た時は感動でした・・

ご存じの方も多いでしょうが、本当の名前は「麓郷」木材工業で、中畑木材と言うのは勿論架空の名称なんですが、ドラマで使用していた看板をちゃんと掲げて観光客に楽しんでもらえるようにという配慮がホント素晴らしいですね・・

横には「富良野は楽器です 奏でるのはあなたです 倉本聰」の看板やスタンプラリー用の台が。

連休中だったので会社もお休みだったみたいですが、ここの社長さんである仲世古さんはあの中畑のおじさんのモデルとなった方で、この方無くしては北の国からもあり得なかったと言われるくらい貢献された方で、もしおられたなら是非記念写真を撮りたいくらいでした(笑)。

今は閉鎖された資料館などもお作りになられた方で、私みたいな人間が今でも富良野に行きたくなるのは、この方の存在あってのことかと思います。

ここから駐車場へ戻る際にちょっと横へ逸れて歩いていくと、静念寺というお寺があります。あまり外観的な記憶が無いのですが、草太兄ちゃんが亡くなった時にお葬式をした場所みたいです。

まだまだ富良野探索は続くのですが、麓郷地区がメインでまだまだ見どころ満載です。この後は麓郷の森、そして五郎さんの石の家へ向かいます。

続きます!

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