セロー250 NGK RXプラグ DCPR7ERX-P 交換
以前から始動性の悪さには辟易してたんですが、そもそもあまり乗らないというのもあって、キャブ車であるのでキャブ内のガソリンが問題なのかもしれませんし、春頃に交換したノーマルプラグが何度もエンジン始動不良でカブって駄目になってたのかもしれませんし、そもそもバッテリー自体の劣化もあったりで、どれが問題なのかがよく分からなくなってたんですが、ネットで色々記事を見てた際に、4輪用のRXプラグに交換すると結構良い(特にキャブ車)というのを見つけ、よしやってみようと。
プラグは表題の通り、NGK RXプラグ DCPR7ERX-Pというプラグで1486円なり。商品説明には着火性、燃焼効率、耐汚損性、耐消耗性、スパークプラグに求められるあらゆる性能を凌駕した高性能スパークプラグというふれこみ。燃費にも良いとの話ですが、そもそも燃費とかは気にしないので、とにかく始動性向上を狙っての導入です。
但し4輪用プラグとのことで、ターミナルがポンチカシメになっていて、ねじ式ではないのでプラグキャップの交換も必要になってきます。
よって、こちらもNGKのプラグキャップLB05Eを購入。621円なり。
早速プラグの交換です。
自分の所有しているプラグレンチはどちらも使えましたが、RXプラグの方がナット幅が狭いようなので、2種のサイズが対応できるレンチが事前に必要かと思います。
取り外してみましたが、純正プラグ品番のDR7EAの方はススで真っ黒。多分何度も始動不良を起こしていたためでしょう。
新品のDCPR7ERX-P。電極の細さが純正品とはくらべものにならないくらい細いです。また電極部分が純正より2mmほど長いようです(ネット記事での情報)。確かに見比べてみると明らかに長いのですが、ピストン干渉などは無いみたいです。もちろん干渉などあったら大変な事ですが(笑)
エンジンに取り付け、プラグキャップも交換です。プラグキャップはネジを外すように反時計回りに回していけばケーブルとキャップが分離しますので、新しいキャップを時計回りにねじ込んでいくだけです。
ちなみに、LB05EPK(ターミナルシールが長いだけで他は同一?)など、NGKロゴが白くなっているんですが、今回購入したLB05Eは何故かNGKロゴに色は付いておらず、真っ黒に凹でロゴが刻印されているだけのものでした。何となく白くしたかったので、タッチアップペンで白く塗りましたが(笑)、最初から白い方が良いならLB05EPKの方が良いかもですね。
参考:NGKプラグ比較表 https://www.ngk-sparkplugs.jp/ngk/cord_cable/products/bike_cap/
さて取り付け交換が終わった後の始動ですが、バッテリー交換後というのもあったのかもしれませんが、メチャクチャ始動が良くなりました。
前回から1か月ぶりの始動だったのですが、キャブフロート内のガソリンを抜きバッテリーを新品交換したというのもあるかもしれません。通常1か月くらいで一発で始動する事はまれでしたので、この点だけでもプラグの恩恵があったのかもしれません。また、エンジン始動後のアイドリングが超安定しててビックリしました。これまでチョークで始動させても、その後はエンジンが安定するまでかなり時間がかかっていたんですが、今回始動させてその後すぐにチョークをゆっくり戻し、少しスロットルを煽って回転を上下させたくらいで、その後はずっとアイドリングが安定していました。
もしかしたら、回転数が僅かに高くなったような感じだったのでそれで安定したのかもしれませんが、その後暫く放置してましたがアイドリングが不安定になる事もなくずっと安定してましたので、プラグ交換+プラグキャップ交換は個人的にはかなり効果ありだと思いました。