セロー250 レバーホルダー交換+クラッチ・ブレーキレバー交換
操作性向上のため、レバー周りもメンテしていきます。バイク入手時点ではクラッチも激しく重くブレーキはスカスカの状態でしたが、ワイヤー注油やブレーキ周りのOHやフルード交換でかなり良い感じになってきましたが、どうもクラッチやブレーキのタッチというか操作性に不満がありました。
まずクラッチ側は、レバーホルダーとクラッチレバーの隙間が結構開いた状態で、これは転倒時にホルダーが少し歪んだか、もしくは摩耗が激しく隙間が開いたのかどちらかだと思います。それによってクラッチレバーが何時もグラグラしている感覚でした。ブレーキ側は、レバーが少し曲がっていたので手とグリップの位置的に違和感を感じていたのかもしれません。
という事で、この辺りを変更していきます。
まずクラッチ側は純正のレバーホルダーを購入(5XT-82911-00)。2000円切るくらいの価格だったと思います。こちらを交換していきます。
実際装着されているホルダーと新品ホルダーの比較写真。
向きを間違えているのは気にしないで下さい(笑)。ホルダー内部がかなり摩耗しているのが分かります。この部分がクラッチレバーのぐらつきの原因だと思います。新品の方は勿論削れや摩耗もなく、均一のクリアランスを保っていますね。
交換は簡単です。レバーとクラッチワイヤー、それとクラッチ検知?のスイッチ配線を外し、ホルダー側に固定されているネジ2か所を外すだけです。外れたら新しいホルダーに交換して元に戻します。
交換後の写真。上下のぐらつきがかなり軽減されました。全くグラつかなくなった訳ではありませんが、これが新品時のクリアランスなんでしょう。組む前に稼働部や擦れる部分にグリスをしっかり塗布しておきます。
ついでなので購入して保管しておいた社外レバーに交換します。
大陸製のCNCレバーとの事ですが、SEROW250のネーミング入りで角度調整可能なショートレバーのようです。直輸入で1500円ちょいで購入しましたが悪くない質感です。
ブレーキ側から取り付けますが、純正の泥除け?ゴムカバーが形状が違うため装着出来る気がしませんでしたので、左右とも取っ払いました(笑)
ブレーキレバー装着完了。ブレーキ側は大分ショートになりましたが、角度調整部分でレバーの開き具合を調整した結果、握り具合もタッチも良く、非常に満足な交換でした。
そしてクラッチレバーも装着完了。こちらは純正レバーよりさらにぐらつきが少なくなり、開き具合も自分の好みに調整したので、かなり良い感じになりました。握り具合の感触もかなり良いですし、ダイレクトに切れるような印象です。
これでハンドル周り?のメンテはある程度終了かな。外した純正レバーは林道走行時の万が一のためのスペアとしてシートバッグの中に入れておこうと思います。