セロー250 タイヤ交換+フォークブーツ交換+初期メンテ
まずは初期メンテです。
一番気になっていたフォークブーツ。勿論交換するのですが、あの状態ですとインナーチューブにダメージがあってフォークオイル漏れ等が起こっていたらオーバーホール必須になってしまうので、どうかなと思ってました。
フォークブーツに関して色々出ているのですが、長さや径も含めて何が良いのかさっぱり分からなかったので、ネット記事で良く見かけて装着事例もあった、DRCのシリコンフォークブーツSサイズをチョイス。カラーも色々とありましたがセローのカラーリングのイメージ的に黒かなと。
ということで届いたブーツがこちら。DRC D58-15-311 (ブラック)です。
過去自分が乗ったバイクでフォークブーツがあったのは、記憶の限りXLR250だけだったような気がしますが、交換したかどうかの記憶すらないので(もはや30年くらい前なので・・)、セオリー通りに分解していきます。
まずフロントタイヤを外しますが、ホイールシャフトが固着もなくメチャクチャスムーズに抜けたのには少しびっくり。外観があれでしたので酷い事になってると思ってましたが、グリスも若干残ってましたし引っかかりもなくハンマーで叩き出す事もなく。状態も良く嬉しい誤算でした。
そしてデジタルメーターなので、フロント部分にスピードメーター用のワイヤーアタッチメントが無いのも斬新でした(笑)
タイヤを外したら、トップブリッジとステム部分のボルトを計4か所緩めたらフォークを抜く事が出来ますが、流石にここはそれなりに固着していました。そしてフォークを抜き取ったら崩壊している純正?ブーツを取り去り、片側だけ交換して元に戻したのが下記写真。ブーツ自体の輪っか?の間隔も細かくなり黒部分も蘇って綺麗になりました。懸念していたインナーチューブの劣化もそれほどなく、フォークオイルの漏れも無かったので一安心。
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お次はタイヤです。タイヤに関しては色々と悩みましたが、モトクロス専用タイヤとかにすると普通のツーリングに支障が出るので(CRM乗ってた時は当たり前に履いてましたがw)、純正と同じダンロップ D605にしておきました。自分でも無難すぎるなと思いましたが(笑)、次に交換する時に冒険しようと思っています。
こちらも届いていたので早速交換です。
セロー250はフロントチューブ、リアチューブレスと変則的な組み合わせで、リアチューブレスとなると選択肢が少なくなるようですが、それよりも交換作業が大変な予感があります・・・
一緒に居てた友人達2人を巻き込み(笑)交換を始めます。タイヤレバーで交換するとか30年ぶりくらいです(笑)。3人がかりで外していきますが、外す作業は任せながら(笑)スポークの錆取りも同時進行で進めます。が、あまり綺麗にならず。この辺りは今後検討ですね・・
スポークもメチャクチャ緩いのがあったりしたので、適当に締めこんでいきました(これが後々問題を起こしましたがそれは今後の記事にて)。
フロントが終わった後、リア交換に入りましたが、流石チューブレス。これ一人で手作業でやるのは個人的には不可能だと思いました(笑)。J.BOYさんで作業していたので、手動のビード落とし器を借りて何とか落としたものの、ホイールから外すのも3人かかりで必死です。二度としたくないです(笑)
そんなこんなで苦労して交換完了。
当日撮影していなかったので、下記写真は後日の撮影です。すでに泥が付いていますし色々と変わってる部分がございますが(笑)、イボイボ復活+黒さ復活でこれだけでボロい印象が結構変わりました。
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お次はエンジンオイル。
FZRの時に残ってたエステル配合100%化学合成オイルをとりあえずぶち込んでみようと思っていました。2Lほど残ってたので、セローだとオイルフィルター交換も同時だと1.3L(オイルのみで1.2L)なので量的には十分です。勿論フィルターも同時交換です。
こちらは写真を一切撮ってないんですが、ドレンボルトを外して出てきたオイルを見てビックリ。出てきたのはコーヒー牛乳?おいしそうなカフェオレ?のような怪しげな液体がドボドボ落ちてきます・・・
なんじゃこりゃ!とびっくりしましたが、考えられるのはどこからか水が入った事によるオイルの乳化現象ですが、何となく放置による結露とかオイルフィルター装着部分のケースの隙間から入ったのかな?と想像したので、深刻な問題ではないかなと想像しています(希望的観測ですが)。
なので、一旦全量抜いた時点でフィルター交換せずに、フラッシングの意味でオイルを入れて暖気後に再度抜いて、を繰り返して綺麗にしようと考えました。
一度目の交換後に暖気を15分ほど行い再度抜き取りますが、さっきよりは大分マシになったもののまだ白っぽいオイルが出てくる感じです。この時点で再度交換するオイルが足りなくなったので、J.BOYさんの量り売りオイルを使って継ぎ足して2度目の交換。この時点でフィルターを交換しました。
この状態でエンジンを再度15分ほどかけて暖気、オイルチェック窓からオイルの状態を見てみましたが、現時点では通常の色合いをしていたので、一旦はここで交換作業をストップ。次回は1000km以内で再度交換したら大丈夫かなと。後から色々調べていたら、最近では乳化しやすいオイルが多いみたいですね。水分が入ったら色で分かりやすくするそうで。なので乳化しても最低限の潤滑性能は持っているみたいな。前述のように使用環境による結露などでオイルラインに入った水分は、暖気もせず低距離で走る事で、水分を飛ばす事が出来ずにだんだん乳化していくようなので、暫くはコマメにチェックをしていこうと思います。FZRではそのような現象が起こる事は無かったので、保管場所や自分の使い方では起こらないと思っています。
何しか美味しそうなカフェオレの色でした(笑)