FZR250R リンクプレート自作による車高アップ

昔に乗っていたCBR250Rもそうですが、身長183cmある自分にはバイクの足つき性が良すぎてアレなんですよね。例によってFZR250Rもシート高がどれだけあるのか分かりませんが足つき性が良すぎで、もっと車高を上げたいなと思ってました。

ネットで調べるも、背の低い人が足つき性を良くするために車高を下げる、という情報ばかりで車高を上げるという記事はあまり見かけません。といってもやる方法としては車高を下げるその逆の事をすればよいのですから、3MAサスでは車高調整が出来ない以上、リンクプレートを加工するか自作するかして車高を変えるしかないと言う事で、そのあたりの情報を調べることにします。
FZR250R(3LN1)に関しては、実測ですので若干誤差があるかもですが、純正リンクプレートは穴中央から穴中央までの距離が約138mmでした。これより短いリンクプレートを付けることで車高が上がる形なので、穴径はいくらでも加工できるので、他車種流用で行けないかと色々調べてみたところ、88年式FZR250(3HX)が若干短い事を知ります。これだと思いヤフオクで暫くウォッチしてましたが全く出品される気配なし(笑)。

他メーカーで色々調べてみましたが、カワサキのモトクロスバイクで短いのはあるものの1cmくらい短いので、恐らくとんでもなく車高が上がると思われます(汗)。そうやって時間だけが過ぎていくのもアレですので、もう自作しかないかなとアルミ素材を探します。

結局長さと厚さが選べて切り売りしてくれる業者さんを探し、長さ160mm×幅30mm×厚さ6mmのA2017ジュラルミンの板を計4枚(失敗したとき用に)購入しました。

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純正リンクプレートとの比較。
2KTと刻印がありますが、これが3LN用となります。強度が大丈夫か少し心配ですが調べた限りA2017で問題ないという判断です。これにシャフトを通す12mm径の穴を開け、角を落とす感じで加工します。穴と穴の中央間は1mm短くするとどれだけ車高があがるかが不明でしたが、調べる感じおおよそ1mmで1cmの車高変動があるようなイメージでしたので、とりあえず5mm短い距離で穴開けしてみます。それで5cm前後くらいの車高が変わるかなという計算です。

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加工が終わり組んでみたところ。

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横から見た写真。
ノーマル時に基準となるポイントで測っていなかったので車高がどれだけ上がったのか分からずですが(汗)、感覚的に4~5cmは上がったかなという感じです。明らかにケツが持ち上がったような感じで見た目も最高です(笑)。

実際に走らせてみたところ、リンク比が変わってリアサスの動きが変わった感じ(固くなった)なので、減衰力調整ダイヤルで少し柔らかい方向に調整し、良い感じになりました。3MAサスを付けててよかったと思いました(笑)。

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