2014年 ミシュラン・スーパーGTツアー by LOVECARS
LOVE CARSさんとミシュランさんのコラボ企画である、ミシュラン・スーパーGTツアー by LOVECARS。実は2年前の初企画の時にも当選しておりましたが、今回も再び当選していただき感謝感謝です。私のSNS発信とブログ力?が決め手となったのでしょうか?(笑)。
と言う訳で、今回も参加させていただきました。
私の昔からの友人であるSにもこの企画の事を伝え申し込ませましたが、運よく彼も当選!鈴鹿へは一緒に向かうことになりました。私の方はSGT観戦は結構な回数行ってますが、Sの方は初めての現地観戦ということで、エスコート?しつつ、各ピット訪問等を楽しませてもらうことに。
朝の集合時間が少し早くなったと前日連絡があり、Sとの集合時間もそれに合わせて朝6時にしましたが、若干遅れての集合となってしまい、鈴鹿までの走行は少々急ぎで。
しかし集合時間の30分前には正面ゲートまで辿り着く事が出来、少し安心。
待ち合わせの場所に到着するとビバンダム君がお出迎え。
ビバンダムとかミシュランマンとか色々言われてる彼は、マシュマロマンみたいでとても可愛らしいのですが(笑)、実は年齢116歳だとか・・そんな設定があるのか!(笑)。そしてこの形、マシュマロではなく(笑)タイヤを積み重ねたイメージだとか。ちなみに一緒に記念撮影した際、ちょっと体を触ってみましたが、超柔らかくて気持ち良かったです(笑)。
その後ろで写真を撮ってるのが、かの有名なモータージャーナリストの河口まなぶさん。
到着してから、大きなリュックを渡され、これがお土産です、との事。
中を見るとキャップ2種に応援フラッグやらタオルやらステッカーやら、色んなミシュランやSUBARUなどの応援グッズが盛り沢山。これだけでもとっても値打ちのあるツアーです!
ちょうどこの時はサーキットサファリ中。この時間は一般的にはお客さんを乗せたバスの周りをレースカーが走るアトラクション的なイメージがあるかと思いますが、チームにとっては決勝スタート前の最後の実走時間と言う事なので、とても大事な時間帯です。なので、それらが終わるまで暫し休憩。
走行後のミシュランタイヤとかが置いてあったので各自写真を撮って時間つぶし(笑)
河口まなぶさん、この企画が終わって暫くしたら、皆さんのSNSやブログなど巡回しますので、それまでに記事書いてなかったら罰金!みたいな事を仰られてました(笑)。今日は火曜日だけど間に合ったかな?(笑)
私の方のSNSやブログも事前に見て頂いていたのか、かなりレースとかお好きなんですよねーって声かけられました。はい、確かにレースバカですね(笑)
そしてようやくサファリが終わり、ピットのほうでも受け入れ準備が出来たということで案内されたのは、まずはスバルピット。
基本的にカメラ撮影は何でもOKです、という事でしたので、ピット内の邪魔にならぬように手早く撮影。エンジンルームも思いっきり見える感じでしたが、特に機密等はないのか撮影も問題ありませんでした。予選でかなりの速さを見せたJAF-GT勢。このスバルBRZもミシュランタイヤなので、前戦富士での優勝の勢いそのままに予選でも好位置につけていました。
エンジンルーム。サスペンションの取り付け位置など見ても、市販車とは別物。BRZの皮を被った完全なレーシングマシンであることが分かりますねー。邪魔にならないよう、歩きながら撮影したのでちょいぶれてました・・。
ツアー参加者さんが一斉に撮影に群がります!。私はその様子を後ろから撮影!(笑)
その後、辰己総監督からのお話のあと、ドライバー2名が出てきてくれて、色んな話をしてくれました。
まず佐々木孝太選手からミシュランタイヤの良さを説明。プライベートでもずっとミシュランを履いているそうです。その後タクティこと井口卓人選手からもミシュランタイヤの説明。両ドライバー共プライベートでもミシュランユーザーである事、過去に他社メーカーさんのタイヤも履いた事がある上での感想として共通していたのが、とても安定感があるという事。
市販タイヤで一番重要な安全性を疎かにしていない証拠なんだな、という印象でした。実際その部分を最優先で開発しているとの事でした。
そしてお次はS Road MOLAチームへ。2年前もここのチームへのピット訪問だったのですが、かなり撮影条件が厳しかったので、今回はどうかな・・と思ってましたが、やはりOKが出た場所以外での撮影は厳禁でした。
基本的にはエンジンルーム内など絶対撮影はダメだったのですが、まあ素人の私がピット通過時にエンジンルーム内を見ましたけど全く意味不明でした(笑)。でもそんな機密が詰まっているようには見えなく、凄くスッキリとしたエンジンルームだったように思えます。よく分かりませんけど(笑)
なので、エンジンカバーだけ撮影OKだったので、ここで写真撮影。
ちなみにグリッドウォークのパスも今回頂いており、その時にS Road MOLAのグリッドに行きましたが、完全にシートで隠されていたので、相当重要な秘密が隠されてるんでしょうね・・。レースではタービントラブル?で早々にリタイアと残念な結果に終わってしまいました・・。
そしてチーム広報の方?(2年前のツアーでもこの方が説明されてましたが名前を失念・・)からの説明の後、柳田選手が奥から登場!。そしてミシュランタイヤの良さを説明。やはりSUBARUでのお二方と同様、ミシュラン市販タイヤの安定感を良さとしてあげておられました。
ちなみに2年前もここで質問タイムがあり、私の方から「エアコン装着車であったGT-Rは(今はエアコン装着義務となっているようですが、当時はそうじゃなかったかと記憶してます)、市販車と同様、燃費などに影響は出るのかどうか」という質問に対し、マニアックな質問ですねえと苦笑されながらも、殆ど影響はないです、と回答いただいたことを記憶していて、今回も以前から聞きたかった質問をぶつけました。
それは、「S Road MOLAのゼッケンである46のロゴは、某超有名な46をゼッケンとするライダーのその書体と同じに見えますが、何か交流等があるのでしょうか?」という質問。それに対し困ったような表情で「この書体にして2年、いつか聞かれるだろうなと思ってましたが、ついにその時がきたようで」と(笑)。回答としては、「某ライダーのゼッケンと凄く似ているが、全く同じではなく少し傾斜が付いている。なのでコピーではない。でも意識はかなりしている」との回答(笑)。なるほど、交流とかそういうのではなく、単に意識されてるだけか、と。結構以前から気になってたので凄くスッキリでした!
そして最後はミシュランタイヤガレージ訪問へ。責任者の方が出てきて、レースタイヤの組み込みを数百本行っている事、今回のような微妙な天候(もしかしたらレース中に雨が降るかも)の際のタイヤの難しさなどをお話いただきました。
目の前に並べられていた市販ミシュランタイヤ(パイロットスポーツ)とレース用スリックタイヤ。サイズはともに18インチだったかと思いますが、市販用は265幅に35扁平に対して、レース用は315幅で65扁平くらいだったと記憶しております。よって見た目も明らかにレース用タイヤのほうが大きく見えます。しかし、タイヤの作り・構造・用途などが全く違うタイヤ。持ち比べてみてビックリ。明らかにレース用の大きいタイヤの方が軽かったです。
これは市販タイヤのような耐久性が不要であること、バネ下重量の軽減を目的とした軽量化と言うことだと思いますが、これだけ重さに差があるのか、と体感して実感。
ホントはここでレースタイヤの組み込み現場を見学出来る予定だったのですが、時間の関係でそれを見ることは出来ずに記念撮影に進みます。ちなみに2年前参加時はタイヤ組み込みを見学出来ましたが、物凄い速さで組み込みされてました。またレバーを全く使わず、ホント職人技での組み込み作業は素晴らしかったです。今回参加者の方にも見てもらいたかったですねー。
そうしてツアーの全工程が終了。
最後に河口まなぶさんから挨拶があって解散となりました。
今回が3回目のツアーだったという事ですが、ホントにこのツアーは貴重な体験が出来ると思います。駐車場券から入場券(パドックパス付き)、そしてグリッドパス、そして大量のミシュラングッズのお土産と、これだけでも凄い貴重ですが、各ピットツアーなど、普段体験する事の出来ない色々な場所にいけるという事で、来年以降も是非開催して欲しいツアーだと思いますし、こういった過酷なレース現場で使われているミシュランさんの様々な努力や技術が垣間見える、一般のファンの方は勿論、私のようなレースマニア?にも納得のツアーだと思います。
レースの現場で鍛えられる高性能タイヤは、市販車には「安全」という形で最優先に届けられるというミシュランのモットー?はとても良いなと個人的に思いました。
来年も是非参加出来ればなと思います。
河口さんをはじめミシュラン関係者の方々、そして両チームの関係者様、ホントにお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。