2011年 F1 第10戦 ドイツGP

ここ最近F1の記事しか書いてないような・・。
という訳でドイツGPの記事を。ハミルトンが優勝するという予想外の結果と終わりましたねー。というのもレース前はマクラーレンが上位に来るとは予想されていませんでしたから、予選2位という結果もバトン比較としても、ハミルトンのドライビングが驚異的だったと見る向きが大きかったかと思います。しかしレースでもかなり力強いレースを展開し、勝ってしまうのですからレースは分からないものです。

ハミルトンが勝てた理由としてはマクラーレンのマシン、ハミルトンのドライビングスタイル、そして天候が全て良い方向に向かったんじゃないかと思います。タイヤに厳しいと言われるハミルトンのドライビングですが、低温度だったコンディションに於いてタイヤの熱が直ぐ適正値に持って行けたことが大きかったのではないかと。言いかえれば、マクラーレン自体が強くなったとは一概に言えないのではないかという気もします。
ただしフェラーリに関しては明らかにレッドブルに追いつこうとしている感じがしますねー。細かいアップデートがズバズバと決まっているのかもしれません。シーズン序盤はダメでもシーズン中盤から息を吹き返して後半に面白くしていくというパターンは過去何度もあった気がしますし、アロンソのフィードバックと言うのはかなり素晴らしいのかなと思ってしまいますね。
差を詰められているように見えるレッドブル(ヴェッテル)ですが、まだまだ3レース分の貯金がありますし、このまま着実にポイントを積み重ねていけばチャンプ防衛も確実かと思いますが、最近ではヴェッテルの強さについて色々と言われる事が多いですよね。先行逃げ切りの時は強いがバトルになると弱いという・・。確かに今回もマッサをオーバーテイク出来るような感じではありませんでしたし。過去のチャンピオン達は追い上げるレースでも素晴らしいバトルを制して勝つ事を何度も見せてきています。そういう部分を見せて欲しいかなという気がしますねー。そうじゃないと2009年のバトンみたいな感じになってくるでしょうし・・。

可夢偉は追い上げて再びポイント獲得。予選では上手くいかない事もありますが、レースは本当に手堅くミスをせずまとめてきますよね。この部分は素晴らしいと思います。後は予選でここ一発といったラップを見せて欲しいところですかね(贅沢ですが)。それがトップチームへの道なのではないかと最近思います。2012年に可夢偉の残留も決定しましたが、来年のトップチームのシートを見る限り空きは無さそうですしこの決定は最善ではないかと。7月の時点でオプション行使して残留決定となった辺り、ザウバーさんから絶大な信頼を受けてる事の表れでしょうし、勝負の年と考えていた2011年はある程度の完結を迎えたような気がします。2013年はトップチームのシートの空きが大分出てきそうですし、来年が勝負の年となってきた感がありますねー。そういう意味では来年ジェームス・キーが残留する事は凄く大事かと思いますし、最高のマシンを作って2013年への足がかりにしてもらいたいと思います。

余談ですが、琢磨が2戦連続でインディでPP獲得というのもアツくさせてくれます(笑)。結果はどちらも残念でしたが、寝不足でもやっぱり気になってリアルタイムに観てしまいます(笑)。頑張れ日本!。

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