FIA vs FOTAの行方は・・
えらい事になるだろうなと思ってたこの問題、とうとう後戻り出来ないような事態に突入しそうな雰囲気です。予算制限に難色を示すFOTA側とそれを強硬に推し進めようとするFIA(というよりモズレーか)。歩み寄りの姿勢を見せそうな雰囲気でしたが、最後の最後でFOTAが拒否。FIA側は20日に参戦リストを発表すると宣言していたので、目新しいチームばかりがエントリーするのかと思いきや、エントリー発表延期・FOTAとフェラーリを告訴という事態に発展しちゃいました・・。
告訴する理由としては様々な契約上の問題を挙げてますが、要するに新シリーズを立ち上げられてしまうと、とんでもない額の収入(22億ドル)がFOTA側に持っていかれてしまうという部分のみでしょうね。おそらく新シリーズを設立・実行されてしまったらF1というカテゴリが消滅するくらいの状況に追い込まれると思いますので、FIA側としても何とかFOTA側を丸めこみたかったのでしょうが、思い通りにならなかったと見るや強硬手段に打って出てきたような印象です。
しかし・・・・ファンやチームを蔑にした子供の喧嘩レベルになってきましたね(笑)。こんな事をやってる場合じゃないでしょうに。双方とも「コスト削減」という方向性にブレは無い訳ですから、FOTA側が提案していた段階的な予算制限を行う事にどうしてFIAがこれほど反対するのか理解できないんですけども・・・。FIAというよりもモズレーそのものが癌という印象しか受けないですね、この状況は・・。最後になるかもしれないシルバーストーンでのイギリスGPも興ざめしてしまうようなここ数日の流れでした。最後はバーニーさんが登場して丸く収めてしまうのかもしれませんけどね(笑)。
なんだか大変なことになっていますね…
長いF1の歴史の中でも、最大の危機だったりするのでしょうか。
それにしても、今回のモズレーもそうなんですけど、
F1界ってなんかこういう1人の人物を悪の化身に仕立てるというか?
裏には同じような悪いヤツがたくさんいそうな気もしなくも…
P.S. カズキ、今回こそは!
りょさんどうもです。全くもってこういう騒動は嫌なものですね。来季の事を考えたいドライバーの思惑も色々とあるでしょうが、特に来季F1を目指そうと考えてるドライバーは、交渉しようにもチームが来年もF1に存在しているのかもわかりませんしね・・。
裏に親玉ということですか(笑)。まあそういう事もあるかもしれませんが、モズレーはどうも独裁的な人ですし結構中立的な感じではないような気がしますけどね。でもF1のような魑魅魍魎の世界では、生半可な人間ではまとめていく事は不可能かと思いますけど(笑)。