2025 F1日本GP観戦記(金曜日) 再びパドックへ

怒涛の3日間が終わりました。今写真を整理しながらこれを書いているのですが凄い週末でした。色んな事が起こり過ぎて記憶が途絶えないうちに少しずつ書き綴っていこうかと思います。まずは鈴鹿への準備と金曜日の出来事などを。

先日ブログで記事にしたように、角田君が不振のリアム・ローソンに代わってオラクル・レッドブル・レーシング(以下RBR)の緊急移籍を発表しました。これに関しての考察や感想などは当該記事を見て頂くとして、オリジナルグッズなどを作って観戦する勢にとっては大変な準備だったんじゃないかと(笑)。私も例に漏れずレーシングブルズ(以下RB)の自作パーカーを作って着て行くつもりだったので、白い無地のパーカーを準備してRBのスポンサーロゴなどのアイロンプリントデータを作っておりました。レースウィークに入ったらボチボチ貼ろうかと思ってたのですが、中国GP後から流れ出した角田君移籍か?のニュースでどうしようかと思ってました。そしてやはりというか電撃移籍が発表されたので、嬉しさマックスだけれどマジで焦りました(笑)。プリント間に合うのか?と。まあその時点ではデータさえ何とかすれば印刷は十分間に合う感じだったので、とりあえず急ぎでデータを作ってプリント入稿し、紺色のパーカーを改めて注文し届くのを待つ段階までは来ました。日本GPが始まる金曜日の5日前だったかな?前週末に無事プリント台紙とパーカーが届いたんです。RBの分は無駄になるけど一応作っておくかな?みたいな感じで。

とりあえず紺色RBRバージョンの方だけ先に作っておくか、と自宅で作業して出来上がったのがこちら。極力ぱっと見はオフィシャルっぽく作って背中にデカく22をあしらいその下に「YUKI IS THE BEST」の文字を入れて完成させました。遂に角田君がこの色のマシンに乗るんだ・・そんな時が遂にやってくるんだ・・と一人で感慨に耽っていました(笑)。

しかしこの辺りから風向きが変わってきます。日本GPはもしかしたらRBRは白いマシンになるのでは?という情報がささやかれ始めます。2021年に走ったありがとう号をモチーフとして、RBRとホンダのコラボ最終年となる2025年。最後の鈴鹿で特別カラーを使うのでは、と。そうなると紺色のチームウェアは間違いなく白くなるのでは?と。ちょうど白いパーカーはまだRBプリントせずそのまま置いてあったので、まだ全容が分からないままとにかく白パーカーに貼れるデータを急遽作ることに。ちょうど東京でデモランがあった際に白RedBullのパーカーが販売されていたらしく、その写真を参考にデータを作ります。印刷された台紙が送られてくるのが最短で前日の木曜日。なにもかもギリギリで入稿する賭けに出ました(笑)。そして送られきたのがこの台紙。来た時点では詳細が判明していましたがほぼ読み通りだったので自分に感動していました(笑)

それと毎年作っているウチワです。先にこちらも制作に入ります。
今年はXで長年相互フォローさせて頂いているcotohogiさんにイラストを使わせて頂くべくご連絡差し上げ、イラストデータを頂いてこちらで諸々アレンジを加えて作りました。コトホギさん本当にありがとうございました!

ウチワが終わったら白RBR用のパーカーです。ギチギチに詰め込んで作ったのでまずはロゴ毎にカットしていきます。

そして出来上がったのがこちら。
白RBRパーカーは急遽発売となった特別カラーのオフィシャルポロを参考に。前から見たらほぼ同じです(笑)。そして背中側は日の丸の中に22が入るデザインで作っておいたのがビンゴだったのでまさにマシンに貼られたゼッケンそのものが背中に入るような感じになりました。結果的に2つ作ってしまったので最終日は嫁さんに紺色パーカーを着てもらって存在感を示すつもりでいます(笑)
何とか間に合ってほんと良かった。この写真を撮ってたのが木曜日23時くらい。ほんとギリギリで間に合わせた感じでした。


何時もの如く前置きが長くなりましたが(笑)、ようやく金曜日を迎えました。
風は冷たいですが最高の天気。最高の観戦日和になりそうな現地の朝でした。この日は私の勤務する会社のクライアント様(F1の大ファン)をパドック招待する形だったので一人で来ていました。1週間前の電撃移籍だったので当日果たして中に入れるのか・ピットは入れるのかなどなど、どうなるのか詳細が分からないまま来ていましたが果たしてどうなることやら。

そういう意味ではこの移籍劇で大変だったのは鈴鹿サーキット側も同じだったでしょう。何もかもRB角田という形で準備していたものを全て出来る限りRBR仕様に変更しなければいけません。しかも超短納期で(笑)。それをやり遂げられたんですから本当に凄かったです。このグランドスタンド裏に掲げられたドライバー横断幕も前日?に届いたらしいですから。お店周りのボードもRBR角田君に変わってましたから本当にお疲れ様でした、と言う感じです。

ここも元々はRB角田君で仕上がっていたみたいですがちゃんとRBR仕様に変わっていました。ただ恐らく素材が無かったのだと思いますが、昨年末のアブダビテストで走った時の素材を使って何とか間に合わせたみたいでした。

改めてGPエントランスへ向かいます。去年今年と1コーナー側からの入り口を使って入るルートになっていたので(駐車場の兼ね合いで)このGPエントランスを通る事が無いんです。なので改めて行く形になりますが、ここを通ると遂に来たというテンションが上がりますよね!

昨年までロレックスだった計時関連のオフィシャルパートナーが今年はタグホイヤーに変更されましたのでここもそうなっていました。ちゃんと動作しています(笑)

改めて前日に差し替えられた角田君とローソンの巨大バナー。お疲れさまでしたとしか言いようがないです。

暫くグランドスタンド裏辺りをウロウロしながらX(旧Twitter)を見てたら近くでコトホギさんがいるかも!と思って探しました。見覚えのあるイラストウチワが置いてあったので間違いないと思ってお声がけ。X上では長くやり取りさせてもらってましたが実際にお会いしたのは今回が初めて。いやーやっと会えたって言う感じでした(笑)。暫くお話をしましたがとても楽しい方でしたしお住まいも私の自宅から30分かからないところにおられるみたいでしたので、何時か地元で一緒に呑みたいな!と勝手に思ってしまいました。今回はイラストご提供ありがとうございました!

ここで一旦お別れして、パドックへ行くための待ち合わせ場所へ向かいます。角田君のパーソナルマネージャーである平松さんと落ち合うため、パドックゲート入り口のところへ向かいます。お連れしてきたクライアントさんの緊張感もマックスになっていたみたいでした(笑)。そして定刻通りにやってこられてパドックパスを受け渡してもらいます。今回は午前中のみという事で午後からはまた別のゲストにお渡しされるということで、時間的には2時間ほどのパドック滞在という事になります。こればかりはもう仕方ありませんしレッドブル移籍でゲスト来場もかなり多かったと予想出来ますので金曜午前だけとは言え2人分のパスを融通してもらえたのは感謝以外の言葉がありません。本当に恵まれてるなと思いました・・

パドックトンネルをいつものように歩きます。何時ものように、というのは国内レースの時なのですが、何時もと同じ見慣れた通路なのにF1となると世界が違って見えるんですよね。外国人の方が多いってのもあるのかもしれませんが。それでも2年前の初体験の時からは大分落ち着いてはいましたが(笑)。そしてトンネルを抜けてお馴染みの認証ゲートへやってまいります。これを見るとやばいですね・・

VIPパス持っている方はここでピッとすると登録されている顔がモニターに表示される形でした。私が手にしているのはゲストパスなので当然顔写真は出ず、OKマークみたいなのが出てバーが回転して通れる仕組みとなっているようです。ここは一昨年と同じ感じでした。

いよいよ通過。また異世界であるパドックへ進入することが出来ました。何時来ても感動モノです・・
エントラント?にはダルマが大量に飾ってました。チーム毎にカラーモチーフとなっていたようです。面白いですね!

2年前はロレックスだった時計はタグホイヤーに変わってます。何となくロレックスの時の方がこのオブジェも高級感漂ってました。ちゃんと真っすぐ立つように、右側が少し上げ底になって設置されてましたね。これだけ右に向かって下っているということですね。

何時ものインタビュールーム。当然誰もいませんが準備万端な感じです。

一昨年はゲートから左側へ向かってピットスペースとホスピタリティがありましたが、RBRは当然ながらランキング上位なので1コーナー方向のピット出口側方面にあります。こちら側はランキング3位までのスペースになっているようだったので、メルセデス以降はゲートから左側にある形ですね。ちゃんとピットの化粧ボードが「1/22」になっているのがお分かりになるでしょうか。この辺りも特急で作り直していたんでしょうね。

ホスピタリティ窓部分もちゃんと角田君とマックスになっています。

中に入りますか?とのことで遠慮なく入ります(笑)。毎回緊張するんですよね・・完全にテレビで見る世界そのものに自分が居るんですから。とりあえず死ぬほど大量に置いてあるレッドブル、好きなだけ飲める感じだったので(笑)まずは1本いただくことに。今のところこの空間には有名人は居ない感じでした。

ここはお昼時に食事とかを置くスペースなのでしょうか。なんかめっちゃ古いF速の雑誌が置いてあるなあと思ってましたが後から調べたら今年出た本だったみたいです。2021年の激闘を振り返るムック本みたいですね。何故ここに1冊だけ置かれていたのかは分かりませんが(笑)

とりあえず着席して少し落ち着きます(笑)
パドックパスはこんな感じ。PDK2025と書かれていますが名目的には角田君ゲスト用のパスという形になってました。レッドブルは飲み放題レベルですが大量に飲んだらトイレがヤバイので1本だけ。

お世話になった平松さん。本当にありがとうございます。

その後座ってしばらくしてたら奥からクリスチャン・ホーナーさんとヘルムート・マルコさんが出てきて目の前で喋ってました。本物や・・と思いつつ写真撮る勇気はなかったので(笑)、物陰からこっそり盗撮しておきました(笑)

その時Xからの返信で、グランツーリスモで大きなイベントの際に一緒に走ったりしてお世話になっている「うまみイースト」さん(落語家の桂三幸さん)から連絡が。VIPパス持ってるからレッドブルピット前まで行けますとの事で、お会いして談笑し記念撮影。しかし本職が噺家だけに本当いつお話しても面白い方です。楽しい時間をありがとうございました!

FP1開始までまだ少し時間があるのでパドックをウロウロしようかな?と思ってたら、今からピット内に入れますので案内しますとのこと。まじか!遂にあの空間へ入れるのか!と興奮しながら連れてってもらいます。まずはこのレッドブルピットの入り口。過去獲ったドライバーズ・コンストラクターズのチャンピオンマークがぎっしりと貼られています。一応事前に撮影の件は聞いていたんですが、タイヤが外れた状態では撮影禁止、車が動き出せる状態の形であればOKという事でした。とりあえず基本的には大丈夫なのかなと思い写真を撮っていきます。

ピット内の入り口手前に22のステッカーが貼ってある大きな収納ラック?のようなものが。このゼッケンを見るだけで気分が高まります!

うおーー、これがレッドブルレーシングのピットなのか。テレビで見るそのものです。すごい・・チャンピオンチームの雰囲気がビンビンに感じられます。一昨年に行ったアルファタウリ(現レーシングブルズ)とは雰囲気がちょっと違います。陽気さを感じられたアットホーム的なRBとは違い、RBRは全体的にピリピリした雰囲気が漂っていて、お世辞にもアットホーム的な感じはありません。これがチャンピオンチームの雰囲気なんでしょうね。

そのままピットの外まで案内され、恐らくタイヤ交換練習が終わった後なのかと思いますが角田君が乗る白いRB21がドンと置いてあります。やばい。カラーだけまねたショーカーではなくこれから実戦を走る最新マシンが目の前にありますのでとんでもなくテンション上がります。そして実物を間近で初めて(当然ですが)見ましたが超絶カッコよいです。これは最高のカラーですね・・

マシンと一緒に撮りますか?と言われたのでカメラを預けて記念撮影。こんな近くで良いのだろうかと思いながらも最接近して撮ってもらいました。リアウイングの方にずっとチームの方が2~3人立っていて目を光らせているような感じでした。何かしでかしたらつまみ出されそうな威圧感をずっと感じていました(笑)

ピット上のボード。
開催1週間前くらいでもここがなかなか貼られずにいたのでレッドブル移籍の影響でまだ作られていないんだと思ってましたが、今から思えばこのホワイトレッドブル仕様の発表を待っていたんでしょうね。ここに角田君がいるのが感動的ですけど、マックスと角田君のペアって現時点で考えうる最強のペアではないでしょうか。そこまで上り詰めてきたんだなと・・

平松さんとお話している日本人チーム関係者がおられたのでその間ウロウロとしていたのですが、よくよく見るとホンダの吉野さんではないですか。レッドブルではパワーユニットチーフと呼ばれている方で2022年ベルギーGPでマックスが優勝した時の表彰台にチーム代表として登壇されている有名なお方。記念撮影していただき少しお話してたんですが、私が着ているパーカーは既製品だと思われていたみたいで、全て自作で作ったものであることと昨晩何とか完成したものですとお話したら驚かれてました(笑)

ピットロードではメルセデスのセーフティカーが通り過ぎ、その直後に鈴鹿のNSXが通り過ぎるところでした。

ピットロードでは各チームのマシンが置かれています。
そしてRB21の後ろに立つチーム関係者が3人になってますが、写真撮りまくってる私に対して鋭い目線を向けてます(笑)。あいつをマークしろよと言わんばかりの感じで(笑)

ピット上のボードとRB21。いやーほんとにかっこいいです。手前に居るのが平松さんとホンダ吉野さん。この10日くらいの激動の日々の事をお話されていました。

レッドブルピット内。この眺めもテレビでよく見ていたイメージですよね。
アルファタウリの時はピット後方が全てゲストと関係者のスペースになっていたんですが、レッドブルのゲストエリアはピット内中央の狭い一角のみ。見た感じや印象的にあまりゲストに入ってきてもらいたくないという感じなのかなという印象でした。

マシン停車位置に貼られた日本GPスペシャルなデザインステッカー。かっこよすぎですね、日の丸22も作ってきたデザインそのもので最高です(笑)。私の後ろ姿の写真はShiga Sportsさんでツイートされていた写真にめっちゃ自分の背中が映っていたので(笑)掲載させていただいたものです。独自の記事をアップされているので私もフォローさせていただいております。

4/18追記
当日全然気づけてなかったんですが、当ブログで過去からコメント頂いているsenaさんがツイートで返信頂いていたこれ。すいません今まで気付きませんでした・・なんかF1公式Youtubeに映り込んでたらしいです(笑)今さっき見てみたら本当に映ってました!
https://youtu.be/jeCm5WERxGY?si=qar0JsLCC7AhH0oV&t=372

再びピット写真。ORACLE RedBull RACINGのステッカー横に22のステッカー。こういうのばかり撮ってました(笑)。チーム内のパーティションなどに書かれたゼッケンの数字フォントは斜体なのですが、マシンに貼られているゼッケンフォントは斜体じゃないのはどういう意図があるんでしょうね。そんなこと考えながら、そういえばマックスのマシン側に行ってなかったなと思いここから向かうことに。

ゼッケン1のフェルスタッペン機。存在感ありまくりです・・

お隣のメルセデスピット。フロントウイングが3個置かれていました。1個だけでもとんでもない値段なんだろうなとくだらない事ばかり考えてました(笑)

そこから角田君マシンに戻って、リア側のゼッケンをアップで撮ろうかと手を伸ばしてシャッターを押したら、さっきのリアウイング辺りに居たチーム関係者にお小言を言われます。身振り手振りを見る限り「後ろから撮らないで。前からなら良いよ」って感じでした。後から聞いたんですが、日本GPでリア周り(恐らく下記写真には写ってませんが、リアサスペンション周りの空力パーツ?)のアップデートが入ったらしく、その辺りを撮られないようチーム関係者が2~3人でガードしつつ見張っていたんだなと腑に落ちました。ご迷惑をおかけしました・・

暫くするとF1フォトグラファーで超有名な熱田護さんが目の前に。国内レースの現場でも良く拝見しているんですが初めて一緒に写真を撮っていただきました。Car Watchで連載中のF1カメラマン熱田護の「気合いで撮る!」は何時も拝見しているので、そのことをお伝えしたら「ありがとうございます。楽しい内容になってますか?」と。めちゃくちゃ楽しいです。間違いないですってお伝えしたら喜んでいただけました(笑)。まじであのコラム楽しみにされているコアなファンの方はかなり多いと思います!

ちょうどピット内で角田君の日本GPスペシャルヘルメットを撮影していたようで、その後ピット中央に放置されていたので(笑)ヘルメットを撮影。作られたペインターさんがこの移籍劇でかなり大変だったようなので無事完成してホント良かったですね。

隣のピットではフェラーリがタイヤ交換の練習をしていました。ほんと何回も練習していました。あのインパクトレンチの音が凄いんですよね。

ここにもY.TSUNODAの名前と22のステッカー。こういうのを見る度に角田君がレッドブルに移籍したんだと何回も実感します(笑)

ピットから一旦退去する時に最後に撮ったゲストエリア。結構狭いですよね。ヘッドセットとゲスト用のモニターが見えます。FP1が始まったらここに来るのか・・やばいですね・・

インタビューエリア。最初に通った時は何もありませんでしたが三脚が置かれてますね。場所取りな感じなのでしょうか。

タグホイヤーオブジェ。11時5分なのであと25分ほどでフリープラクティスが始まります。RB21をしっかり走らせることができるのか、だんだんドキドキしてきます(笑)

フェラーリチャレンジの兼ね合いでパドックに居た太田格之進選手と遭遇。
個人的にもよく存じていて仲良くしてるんですが、この2~3年で一気に日本の人気ドライバーに上り詰めましたよね。応援しているドライバーの1人です。

日が当たらないと風が冷たく結構寒かったので一旦レッドブルのホスピタリティに戻ってFP1を待ちます。一応この時点でFP1開始15分後にピット内へ入る事が許され(最高です!)、15分後に退出するという形になっていました。ゲストがとんでもなく多いようだったので致し方ありませんが、15分を存分に楽しもうと思ってます。
そんな話をしていたところにFP1の準備でドライバーの移動が始まったのか、マックスが奥からやってきます!本物を間近で見るのは初めてですしやばかったです!写真撮ろうと思ってましたが正面は間に合わず(笑)。それにしてもオーラはんぱないです。4年連続チャンピオンを拝めただけで大満足でした。

そして角田君登場。もう来ると思ってたのでずっとカメラ構えて待ってました(笑)
ちょうど隣に太田格之進選手が居てたんですが、茶化して「ユーキ!ユーキ!」とコールするもんだから(笑)角田君もすぐに気付いてご挨拶。その時に私にも気付いてくれて握手してお出迎え出来ました。頑張って!って声を掛けたら「ありがとうございます!」って言ってくれたのでホント礼儀正しい子だなあと感心しきりでした。

ということでFP1が始まります。11時30分スタートだったので、11時45分にピット内へ入り、12時ちょうどで退出するようなスケジュールでした。そしてその時に撮影に関する話が改めてされたのですが、当初聞いていたタイヤが装着された状態なら撮影OKという事が、完全撮影禁止という事に変更されました。やはりセッション中は写真に撮られてSNSとかにアップされてほしくない何かがあるのでしょうね。ピット内に入ってもチーム関係者が常に見張っているような感じでしたので(笑)。勿論撮影はせずにずっと見ていました。

その時の記憶ですが、ピットに入ったらマシンはどちらも走行中でピット内はマシンは無い状態。ヘッドセットを着けてチームラジオを聞きます。アルファタウリの時はチーム無線と国際映像の音声を切り替えるスイッチがありましたが、レッドブルではチーム無線のみでした。そしてテーブル上にはタッチスクリーンのモニターがあって、色々操作できるようになっていましたが何が何だか意味が分からなかったので(笑)あまり触ってません。なんかマシンの各部の説明とかが表示されるような仕組みの部分とかがあったような。

そして無線。F1 TVとかを使われてる方なら無線が全て聞けると思うのですが、FP1からチームと角田君のコミュニケーションがかなりありました。特に最初にピットに戻ってきてマシンがピット内に入れられた後、マシンから降りずにずっとチームと話をしていましたね。英語なので当然意味はあまり分からないのですが、積極的にマシンの状態やこれからどうしていきたいか的な事をずっと話していたように思います。移籍初戦の初走行ですから当然なのかもしれませんが、堂々とした会話で凄いなあと思ってしまいました。

12時前までそのようなディスカッションが行われて、再びタイヤを付け替えてピットアウトしていく角田君。
ヘッドセットをしているレッドブルピット内に居る自分を記念に撮りたかったんですけど仕方ありませんね(笑)。そして12時が来たのでピットエリアから退出しました。ちなみに平松さんに「あと3分」とか「あと2分」って伝えてる方が居ましたので(笑)、とにかくイタリアチームのような和やかさと大らかさのような印象は全くなく、全てがオーガナイズされているというかピリピリした雰囲気を常に感じるピットエリアでした。同じF1チームなのにここまで印象が違うのか、と驚いたと共に、やはりこれがチャンピオンチームなんだなという妙な納得感がありましたね。

ということで1枚も写真はありませんが、凄い濃厚な15分間でした!まさに実戦現場に少しでも居れたのは幸せ以外の何物でもありません。今後一生涯行けるかどうか分からない空間に入れたことに本当に感謝感謝です。


パドック内の様子も。今回は時間があまり無かったのと単独行動が殆ど出来なかったのであまり撮れてませんがレッドブル・マクラーレン・フェラーリ・メルセデスの4強チームのホスピタリティ入り口は撮ってありました(笑)

フェラーリのピット入り口、レーシングブルズの入り口はこんな感じでした。もっと一杯撮っておいたらよかったなあ。

パドックを去る前の最後の写真。2時間ほどのパドック滞在でしたが最高でした。レースファンにとって夢の国とはまさにここの事だなと改めて思いました(笑)。また来れる時を願って。


ということで興奮冷めやらぬまま、まずはお疲れ様ということでビールで乾杯。クライアントさんも感動していただけたみたいでほんと良かったです!

昼過ぎのグランドスタンド裏。とんでもない人混みです。ホントに今日は金曜日?平日ですよ?ってくらいの人混みでした。後から61000人の入場があったとの事で納得。明日以降とんでもない事になりそうな予感です。なんでも角田君がレッドブル昇格のニュースが出てから1万枚チケットが売れたらしいので。

人混みを見ながらぼーっとしてたら声を掛けてこられた方が。そのパーカーは作られたんですか?と。そんな感じで会話が始まったんですが、とにかくメキースさんに似てるんですよね。というか明らかに似せてきてる小道具たちに目が行きます(笑)。噂には聞いていましたがレーシングブルズ代表のローラン・メキースさんにそっくりな方が居ると聞いていたまさにその方だったんですが、まじでそっくりでした(笑)。顔を隠したら分かりませんけど(笑)、最高に似てました。日本人なのにクリソツです(笑)
何かの映像で見ましたが、メキースさん本人がグランドスタンド裏のトークショーか何かで出演されている時に、めっちゃこの方が映像で抜かれていたのを見ましたので、メキースさんご本人もこの日本人メキースさんを完全に認識されているんでしょうね!(笑)

まだ5~6分咲きと言った感じの桜。それでもキレイでしたね。日本人も勿論外国人の方が沢山撮影されていました。

やってきました角田裕毅応援席。応援団の方が陣取っている場所になります。今年は今までより大きくなったような。横断幕が飾られている横スペースが更に拡大していたような印象です。今年も3日間こちらでお世話になります。

座席からの眺め。この席ってメインストレート真ん中あたりから逆バンク手前まで見渡せる最高の席だなと思います。特に角田君応援席とホンダ応援席が固まっている位置なので、皆さんが手に持たれてる旗がめちゃくちゃキレイに見えるんですよね。国際映像を映す大型ビジョンも目の前ですし売店・トイレも真後ろにあるので最高です。

FP2を見始めて暫くした時に起こったドゥーハンのクラッシュ。私はよそ見しててデカい「ドーーーーン」という音で気が付きましたが、ドライバーに怪我が無くて良かったです。なんでもシミュレーターで1コーナーをDRS閉じなくて行けたらしく、本番で試したらこうなったと(汗)。フラビオもそろそろ色んな事考え始めてるんじゃないのかな、と心配になりますね・・

タイヤバリアも破損したので復旧のため沢山の車両がやってきます。去年のリカルドのスタート直後のクラッシュの時もそうだったんですが、F1に軽トラが居るってのがいつもシュールに思えます(笑)

その後は適当な写真しか残ってなかったのですが(笑)、芝生が燃えるという赤旗が4回(だったかな)出て、まともなプラクティスにならず終了。角田君も全くセットアップを進めることが出来なかったみたいで残念でした。相当乾燥していたことと風が強いというのが重なり、マシン底から飛び出る火花が芝生に引火したという事のようですが、去年はそのような事が起こらなかったのに今年は何故なんでしょうね。まだ芝生が生えてきていないので(全体的に茶色いので)燃えやすい状態だったんでしょうか。去年春開催時の写真を見返すと少し緑が見えてますので、やはり今年はまだ芽が出ておらずカラカラの状態だったのでしょう。

一緒におられたクライアントさんから撮った写真を幾つか貰ったので掲載しておきます。

セッションも終わったのでそろそろ帰ろうかと歩き始めますが、Aスタンド辺りで大渋滞に。いやいや、今日平日ですよねと(笑)。とにかくものすごい人だったので金曜日で61000人入ればそりゃこんなことになるわなと。明日以降一体どうなるんだろという不安と(笑)、角田君がどこまで明日盛り返して来るかという期待とでワクワクしながら帰路につきます。

キレイな桜を最後に。
土曜~日曜日の記事はまたアップいたします!

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