FANATEC CSL PEDALS 操作時のカチカチ音を軽減
恐らくロジクールG25を使っていた時も同じことをしていたと思いますが(笑)金属製ペダルのベース部分と軸部分が直接触れる部分があって、そこが当たるとカチカチ結構煩いんですよね。気にならない方は気にならないと思うんですが、私は結構気になってしまってそういう部分は出来る限り静音化したいと思う性格でして(笑)。という事でペダルをまた外して小細工してみます。
まず音が出る部分を調べます。アクセル・クラッチ側共通ですが、まずアクセル側。ちょうど赤で囲った部分。この部分がアクセルを全閉した際に接触する箇所です。左右に凸部分がありアクセルを閉じた時にベース部分にカンと当たって音が出る部分です。手前にユニットが収まっておりスペースがかなり少ないので大変かもです。
ブレーキ側。こちらは手前に何もないので作業は楽かと思います。アクセル側と同じようにブレーキ軸先端の左右にある凸が全閉時にベース側に当たって音を発します。
今後は裏側です。アクセル側はこのように黒い筒のようなものが固定されており、ここに当たる事でアクセル全開時に止まるようになっているようです。ここに当たるとカンと音がします。よって全開時と全閉時それぞれにカンカンと音が鳴るという事ですね。ブレーキ側も同様ですが、ブレーキ側は中央にロードセルっぽい感触を得る為のスポンジが入った筒?がありますが、その左右部分がペダル軸と当たるようになっています。
Amazonで109円で売ってた接着面のついたフェルトシートを購入。プライム会員だからと思いますが109円で送料無料とか利益出てるんですかね・・(笑)サイズは幅100mm×長さ120mm×厚さ2mmとなっているので施工面に貼るには十分すぎるサイズです。まずはハサミで程よい大きさに切っていきます。
全閉時に当たる箇所に貼っていきます。接触面が覆われれば良いので歪んでいても何でも適当で良いかと思います。とりあえず1枚づつ貼ってみましたが、ペダルが戻ろうとするバネの力が思いのほか強いのでフェルト1枚だとまあまあ押されて潰れてしまいます。これでも十分効果はありましたが使ってるうちに破れてまた音が鳴りだすと面倒なので2枚貼ってみることに。
2枚重ねて貼ってみたところ。更に静かになりました。ちゃんと全閉になっているかは気になりましたが全く問題ありませんでした。最悪ペダルキャリブレーションでその辺りの調整も出来るでしょうし問題は無いかと思います。2枚貼ればかなり静かになります。
さっきはブレーキ側でしたので今度がアクセル側も。こちらはかなりスペースが狭いですしテープ面が触れると変なところで引っ付いたりと結構苦労しました・・。ピンセットは必須かと思います。何とか強引に押し込んで2枚重ねで貼る事に成功。手前のユニットを外して施工した方が良いのかもしれませんね。
次はペダル全開時に当たる箇所の施工。黒い筒部分のペダル軸が接触する部分に2枚重ねで貼り付けます。ぐるっと一周貼り付けても良いかもしれませんが、逆に1周巻き付けるのが狭いので接触面だけでも問題ないかと。アクセル全開時にこのように当たります。ちゃんと全開になりますし音もカンカンと鳴ってたものが、響かないコンコン音に変わりかなり満足です。
ブレーキ側も同様に。貼る幅が狭いので貼りにくいですが接触箇所にちゃんと当たるように施工していきます。
ついでにフットプレート手前側にスポンジテープを貼っておきます。
裏側から土台に固定する際、本来は筒のようなものをかましてボルトで固定するんですが、その筒が無いのと丁度良い長さのものが無かったので、ボルトをそのまま使って固定しています。そうするといつまでも締め込めてしまうのでペダル台が少し歪んでしまうんです。そうならないためにフットプレートとプレート台の隙間にスポンジテープを貼って隙間を均一化しようという事ですね。裏側2本のボルトをゆっくり締めこんでいき、スポンジが若干縮んできたくらいで固定完了。緩み止めも兼ねるかと思っています。隙間からケーブルが出てこないのもありますしゴミが入ったりもしませんので(まあ周りは穴だらけなので気休めですけど)良い感じです。
ペダル部分のやりたい事は概ねこれで完成。軽く走ってみましたが耳に来る目障りなカンカン音はかなり軽減され、ミュートされたようなコンコン音だけになります。ペダルが煩いと思ってる方や同居の方に「うるさい!」と怒られる方など(笑)、やってみて損はないかと思います!