GT7 佐賀国スポ2024 その3 - 1'37.721(更新無し)

タイム更新してませんのでそのままです、はい。
これまでもセクター別で良い悪いというのはあったと思いますが、ここまで極端に良い悪いが現れるコースも珍しいですね。まあ珍しいといっても富士スピードウェイのセクター3はかなり特殊なレイアウトであり逆向けのカントが付いていたりととにかく嫌らしいコーナーが多いんですよね。ここでトップクラス勢と私のような凡人勢では差がついてしまうんでしょう。実際セクター1やセクター2はほぼそれ程大きく離されていないタイムが出ていますので、大きな差が生まれているのはセクター3だけというのは理解出来ているんですが、どうしても上手く走れない。その原因を考えないといけません。

■セクター1:自己ベスト21.401

この部分は1コーナーの立ち上がり全てではありますが、計測ラップ直前の最終コーナー立ち上がりでの車速も僅かながら関係はあるでしょう。とは言えそこまで突き詰めるほどタイムが煮詰まっていないので(笑)、ここはまあある程度のスタート時点の速度で妥協しています。現状スタート時に249~250kmの間辺りで始まれば良いかなと思っています。

そして1コーナーなんですが、結構限界までブレーキ我慢してギリギリのブレーキング~絶妙なブレーキリリースでインを上手く回るというのがまず第一段階、インに上手く付けたらそこからアクセルを開けていくのですが絶妙のタイミングで少しイン巻きしながら立ち上がるポイントがあるんです。それを上手く使えば21.3台が出るみたいですが私は一度も出したことがありません(笑)。ポイントはアクセルをどれだけ早く踏み始める事が出来るかと、踏み始めから全開までの時間が出来るだけ短い方が良いという感じでしょうか。勿論踏み始めから一気に全開にするとはみ出るかスピンして回ってしまいますのでそのサジ加減でしょう。慣れてくると21.4中盤はポンポン出てくるんですが、一度おかしなハマり方をしてしまうと21.5台しか出なくなったりするので奥が深いコーナーです・・

とはいえ、上位勢のリプレイを見る限りここを究極にやり込んでいるようには見えませんし、21.4中盤辺りで通過してもその後でガッツリ稼いでますからあまりここだけ練習しても良くないかもしれません。大事なのはセクター3ですが、セクター1でやり直しばかりしてるとセクター3の習熟度が全く足りなくなりますし、仮にセクター2通過時にかなり良い状態で入れたとしてもその習熟度不足が焦りを招いてほぼ確実にセクター3のどこかでミスをして結果平凡なラップで終わる事が多いと思うので(今の自分がそう)、出来る限りフルラップを走り続けて練習するほうが良いと思います。何度もリトライをしても良いのは、セクター3の走らせ方が頭の中で概ね煮詰まってからの方がよいです。

ちなみに昨日21.401が出た時、速攻アドバンでミスってしまったので最初に速いタイムが出ない方がいいです(笑)

■セクター2:自己ベスト30.860

セクター2ベストはもしかしたら30.83くらいまで出てたような気もするんですが気のせいかもしれません(笑)
ここはまずコカコーラ進入から始まりますが、個人的にはここであまりボラードに苦しめられている感覚はありません。逆に言えばそれだけインを攻めきれていないという事かもしれませんが、最高に良い角度で入れたとしても速度が出過ぎるとその次の100Rが厳しくなるのであまり攻めすぎなくても良いのかな?とも思います。100Rもここが何とも言えない難しさがありますね。ゴーストと並走してたら分かりますがアウトに行き過ぎてもダメですしボトム速度を高い位置で保ってある程度コンパクトに回り立ち上がりラインを狙って早めにアクセルONというのが結果速そうに思います。

そして問題のアドバンコーナー。ここの立ち上がり方で大きくタイムに影響しますので集中したいところなんですが、上手く行かない事が多いんですよね。アプローチの車速やラインも多大に影響するので毎回同じような進入が出来ないというのが難しくしている要因かと思うのですが、感覚的にはヘアピンクリップに付いた瞬間くらいに2速に入れ同時にアクセルON(一気に全開ではなくじわっと全開)すると少しズリッとイン巻きしながら立ち上がる感じがあります。それを使いつつ縁石一杯まで加速出来れば良いタイムが出る感覚はありますね。ただこれが非常に難しい・・最初は比較的決まる事が多かったんですが、今やドツボに嵌っている感じです(笑)。セクター2通過時で52.3台であれば37.6台は十分にチャンスがあります。過去最高?だと52.32台で通過する事があったんですが、もれなくその後に焦って撃沈でした(笑)

■セクター3:自己ベスト45.339

最難関のセクター3です。ここは全部のコーナーが難しいし重要です。特に重要と思われるのはダンロップシケイン、スープラコーナー、最終(パナソニック)コーナーのいずれも立ち上がりかと思います。
最初にやってくるダンロップ、一つ目の進入は突っ込みすぎず立ち上がりも出来るだけ中央ややアウト寄りくらいでラインを持っていき、次の左でいかに早くトラクションをかけて立ち上がるかが全てです。左の進入の時に少しアクセルを煽るとイン側に若干向きを変えてくれるのでそれを利用して車を立ち上がりに有利な向きに持っていくのが重要かと思います。その後のボラードのギリギリを通過します。ここも触れると即無効タイムとなりますので注意です。

13コーナーは出来るだけアウト側からアプローチ開始。ここもアクセルは殆ど弄らず1速落としの加速時2速という流れですが、車速を出来るだけ保つ・イン側ボラードを通過するまでアクセルコントロール無しでキレイな円を描くような立ち上がりが理想かなと思います。立ち上がりも急激なアクセルワークは厳禁。アクセルコントロールの加減で車体の向きが若干変わってくれるのでその辺りも利用できればしたいところです。

スープラコーナー。最難関の1つ。めちゃくちゃタイムに影響が有ると思われます。ここも基本的にはあまり大回りにならずミドル位置より若干アウト側に寄ってるかな?というラインでキレイな円を描くようにシフトダウンからブレーキ量を絶妙にコントロールして減速しつつ回ります。減速しすぎると出口側のボラードに向かっていきますし減速が足りないとアウトに膨らみすぎて立ち上がりが苦しくなります。この加減がとても難しい・・そしてこの加減が上手く行っても立ち上がりの加速でリアをスライドさせない慎重なアクセルワークが必要となりますので難しいポイントが目白押しです(笑)
感覚的にはボラードギリギリのインを通ってアウト目一杯へのラインに上手く乗せることができれば、加速時に車が暴れる事があまりない感じなので良い加速が出来るかと思います。今現在は1速で立ち上がりますが決まれば2速立ち上がりの方がマシンも安定しつつ速い気がします。

そしてまたまた最難関の最終コーナー。ここはスープラコーナーの立ち上がり速度次第でかなり状況が変わります。安定しないのはスープラ立ち上がりの安定感が無いため結果速度もラインも毎回違ってしまい次の最終コーナーアプローチがおかしくなるんだと思われます。分かってはいるんですがそれが本当に難しい。最終コーナーもコンパクトなラインになった場合は1速立ち上がりの方が良い気がしますし、ミドル~若干アウトよりのラインになると2速立ち上がりの方が良い気がするので臨機応変なのかなと思いますが、フィニッシュラインまで距離があるので大回りした分加速は有利になるので大回りして損した分をフィニッシュまでに取り返せるのかがポイントかと思います。私的には1速立ち上がりはリスクしかないので(笑)2速立ち上がりを好んでますが、突き詰めるとこれが遅い要因のような気もしています。


動画でお手本となるようなトップクラスの方々が様々な動画をアップされていますし丁寧な解説付きで至れり尽くせりなんですが、私のような古い人間(笑)だとどうしてもテキストで情報をまとめたいんですよね。一般的にぱっと見て理解出来ない部分を文書化するというか。その方が私自身も理解が進み易い気がするんですよね。上記内容も勿論自分で走って感じた事を書いていますが、お手本になるような動画を見てなるほどそうした方がいいのか、という気付き部分も文章に盛り込んでいるつもりです。とはいっても頭で理解出来ても実際出来ないのが悲しいところで(笑)、ブログ記事にしているのも今では自分の理解用というか後から見返せるように書いているようなもんです。要は誰かの為というよりは自分の為なのかもしれません(笑)

集計出来ている限り現状のOPTは1'37.619で、セクター2がもう少し速いタイム出ていたなら(あったような気がする)37.5台は理論値的には出るという事ですが、正直今回はセクター3さえどうにかなればセクター1と2が凡タイムでも今のタイムを全然更新出来そうな感じなので、そういう意味では何とかセクター3を攻略したいところなんですが練習量が足りてないんでしょうね。惜しいタイムも何度かありましたので何とかなりそうな気はするのですが。

残り日数出来るだけ時間を作って本気で走り込もうと思ってますが、京都府予選は上位4人が都道府県決勝へ進むのですけど今めちゃくちゃ激戦になりつつあります。私は現時点(2024年9月11日時点)で2位なんですけど上位6名(というよりは2~6位まで)が混戦状態となってきています。恐らくこの6名のうち4人が都道府県決勝へ進むメンツとなると思われますが、2~6位までのタイム差が0.063の間に5人ひしめき合っているような状態なので(汗)、恐らくセクター3がマグレでも決まれば簡単にひっくり返るタイム差であることは間違いありません。全く安心できない状態になっていますので頑張らないといけません・・53歳のオッサンが何やってるんだろうとふと思ったりしますが(笑)、何とか4位以内に残りたい。37.5台が出れば安全圏内かなと思ってはいますが、37.6前半でも大丈夫かなという気もします。まあこれも週末の3連休でどう動くか次第ですね・・。皆さんも頑張って走られているので私も負けないように頑張らなければ。

参考までにトップクラス勢の動画を貼っておきます(敬称略)。世界レベルで最速クラスの方々ですのでめちゃくちゃ参考になると思います。

■バンパービュー:【衝撃】国体タイムアタック 全国1位を叩き出した瞬間!(たくあん / TakuAn)
■チェイスビュー:【国体タイムアタック】1'37.308岐阜県1位全国2位(ごとうのレースゲーム部屋)
■ボンネットビュー:【GT7国体2024】オンライン予選徹底解説!! 1:37.467(IOFレーシング)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA