中嶋一貴 ウィリアムズへ!
ここ数日の噂通りの展開となりましたね。いやー実に嬉しいです。中嶋一貴が来期ウィリアムズ・トヨタのレギュラードライバーとしてF1フルシーズンを戦う事が正式に決定しました。
思えば1991年に父である中嶋悟が引退、最終戦アデレードでの引退セレモニーで奥さんに抱かれていた6歳の一貴少年が来年はF1ドライバーなんですから、時間が経つのは本当に早いなと感慨深いです。やはりこの決定はトヨタのバックアップが大きいと思いますが、それでも父と同じホンダの道をあえて選ばず、トヨタに進んで父と同じようにメーカーバックアップを受けれるくらいまでに成長したのは素晴らしい事だと思いますし、あの最終戦ブラジルGPでのスポット参戦という「運」も持っていましたし、やはり色んな面での実力があるのかなと思います。特にウィリアムズ首脳陣はブラジルGPでの活躍が決め手になったと言われていますので、あそこで結果をしっかり出した(フリー走行の速さ+ファステスト5位+安定した速いラップペース)のがやはり良かったんだなと思います。それにしてもウィリアムズに日本人ドライバーとは凄いですね・・。少なくとも昔では日本人が乗るなんてあり得ないと思っていましたが、時代も変わるものです。
いずれにしても来期は少なくとも日本人不在のレースになる事は無くなりましたので安心です。カスタマー問題で揺れている現在、SAF1の来期がどうなるのか非常に心配ではありますが、アロンソの動向(ルノーとの契約が決まりそうですが、それがアウトになるとやはりトヨタ入りか?という話)も含め、まだまだ目が離せません。