PROGRIP ROKO クイックストラップ
この製品、かなーり昔からあるかと思うのですが、超ロングセラーな商品です。自分がエンデューロやってた若き時にもあった気がします。原理的には、マジックテープ仕様にしたベルトで、ゴーグルの付け外しを簡単にできるというものです。クイックストラップ(PROGRIP バイク用ゴーグル ROKO クイックストラップ ブラック 73-109)は、セローに乗り出してから、前から気になっていました。特にメガネをかけてチョイ乗りしたい時、これがあるのと無いのとではゴーグル装着に雲泥の差が出ます。
若い頃は裸眼で乗れてたので気にした事も無かったのですが、眼鏡を装着しているとヘルメットを脱ぐときも被る時もそうですが、一旦眼鏡を外した状態でヘルメットをかぶり、ゴーグルを外してから眼鏡を装着しないといけません。その「ゴーグルを一旦ずらす・外す」のがかなり面倒で手間なんですよね・・。
クイックストラップがあるとマジックテープで片側をぱっと外す事ができ、反対側を軸にしてぶら下げる事が出来ます。眼鏡着用者は勿論、真夏のエンデューロで暑くて死にそうなときとか(笑)、ワンタッチで外せるのは非常に便利かと思います。実際購入してみて使ってみると予想以上に便利で使い勝手が良いです。
ゴーグル本体はそのままで、ベルト部分のみを付け替える形です。今回はこのゴーグルに装着してみます。
説明書には確か(もう捨ててしまったので定かではないですが)インチ表記だったはずですが、写真で見る限り85mm程離した位置を中心点にして固定部分を貼り付けるイメージだったでしょうか。ベルトは伸びますので位置は大雑把でOKかと思います。
その位置に対して中心点あたりをめがけてマジックテープ部を貼り付けます。両面テープは施工済みなのでそのまま貼るだけです。
反対側も同じように固定部を貼り付けます。一瞬どっち側を貼り付けるのかよく分からなくなりましたが(笑)、ストラップのロゴの向きから右目側にブラケットを、左目側にマジックテープを貼る感じです。
貼り付け終わったらゴーグルのストラップを交換します。ある程度の長さ調整も出来ますが、特に弄る必要はなさそうでした。
あっと言う間に完成です。
最大のポイントとしては、眼鏡着用の際のヘルメットを被ったり脱いだりする際の動作が非常に楽なります。今までは顎部分にゴーグルを伸ばして引っかけ、その間に眼鏡を脱着してましたが、今では片側にぶら下げる事が出来るので特にゴーグルを再着用する際に、眼鏡を気にせずあまり圧力をかけることなく付けられるのが最大のメリットでしょうか。
ゴーグル着用時に眼鏡が押されて目の周りの皮膚にレンズ裏が付いてしまったら最悪です(笑)。皮脂が付いて曇って視界が最悪になるので、それだけは避けたく注意深くゴーグルをつけてましたが、ベルトの伸びがある為、これまでうまく出来なかったんですよね。眼鏡着用者なら分かるかと思いますが(笑)。
今では片側からそれほど力を入れず眼鏡をゴーグル中央にそっと納め、そのまま左側のマジックテープにぴたっとつけるだけで完了なので、ストレスがかなり軽減されます。
まあ私の場合は林道で遊ぶくらいなのでメリットとしてはそれくらいなのですが、エンデューロで超マディコンディションだとティアオフが何枚あっても足りないでしょうし、最後は首からゴーグルがぶら下がってる光景をよく見たものですが(笑)、そういうシチュエーションでもぱっと片手で外せるのは大きいかと思います。
ちなみにこの商品をよく見ると、マジックテープの反対側は丸い突起にはめ込むような形状になっていて、そっちからでも外せそうに見えますが、実際はかなりの強さではまっている感じなので、回転方向にはクルクルと回りますが、外すのは一苦労です。寧ろそちらで外し癖を付けてしまうと、マジックテープ側で外してぶら下げてる時に飛んでいく可能性があると思われるので、樹脂側であまり取り外しはしない方が良い気がします。
総評として、眼鏡持ちのオフロードヘルメット着用者はかなりオススメかと思います。