TZR250R(3MA)用リアサスペンション移植
純正サスを交換してる人って滅多にいないと思いますし、3万キロ近い走行距離のFZRもほぼダンパーが効いていない状態のただのバネだけみたいな乗り心地でした。とにかくギャップに乗ると跳ねる・・ボヨンボヨンの状態で怖かったので(笑)、サスを物色することに。といっても同じものじゃ能が無いので、オークションで程度の良さそうなTZR250R後方排気の純正サスペンション(通称サンマサス)やつを格安で購入。純正サスと交換しました。
ポン付け出来るのは3MAサスが主流みたいですが、リンク側ボルトの穴径加工ではRGVガンマのリアサス(3MAサスより更に調整出来る)も殆ど無加工でいけそうだったりで、他車種流用の幅は色々ありそうです。
取り付け手順は簡単で、純正サスは上下計3か所のボルトを外すだけで取れます。
ただしシートカウルを外して、シートフレームにチェーン等でしっかりバイクを宙づり状態にする必要があります。友人宅で必要工具や設備を借りましたので大変楽でした。
組み込む際は、バッテリーボックス下付近にある鉄板に3MAサスの別体タンクへ行くホースのボルト部分に干渉してしまうので、サンダーで除去する必要がありますが、それ以外は完全にボルトオンです。
一番問題となるのが別体タンクの取り付け位置ですが、良いアイデアが浮かばなかったので、一時的にリアシート下側にあるネットフックとかをひっかけるバーみたいな部分にタイラップで固定しました。
別体タンクが取れて落ちてどっかへ行ってしまう事はないのですが(笑)、タイラップだけで固定するのも嫌なので、固定方法を考えます。友人のオーリンズとかを見てるとゴムのブラケットにステンレスバンドで丸ごと固定してしまうような形だったので、自作で作ることにしました。
ホームセンターで20mm厚のゴム板とステンレスバンドを買いカッターで加工します。
別体タンクの径と取り付ける位置にあるフレーム側バーの太さは概ね測っていたので、そのサイズに近くなるよう大まかにカットしていきます。ゴムなので伸びたり縮めたり出来るので結構アバウトです(笑)
とりあえず完成。バンドはこんな取っ手付きじゃないのが欲しかったのですが、これしかなかったので妥協。また良いのを見つけたら付け直そうと思います。
自宅に丁度良い径の缶があったので、試しに装着してみたら良い感じそうです。
取り付け完了の図。本当は車体右側に付けたかったのですが、この位置だとホースの長さ・取り回し的に左側にしか付けられない感じでしたので、こちら側に付けています。
あとオーリンズステッカーは洒落ですのでお許し下さい(笑)。
それにしても!オイルの抜けきっていた純正サスからは雲泥の差です。購入した3MAサスは、格安だったにも関わらずサス自体の抜けは感じられず、減衰力調整のダイヤルも綺麗に回ります(程度の悪いのはこのダイヤルが固着して回らないらしい)。
最強の位置から10段階戻した場所で乗ってますが、リアサスがしっかり機能しているのがとてもわかります。めちゃくちゃ走りやすくなりましたので交換して良かった!と思える作業でした。
3MAサスはショップさんで2万チョイくらいでOHしてくれるところもあるみたいなので、ヘタってきたときは何時かOHしてみても良いかなと思います。
暫くはこの状態で乗っていましたが、どうしても右側にタンクを付けたく、良いアイデアは無いかと模索してましたが、タンデムステップを上手く使えれば、と思い立ち加工に入りました(笑)
まずタンデムステップを取り外しまして、左側に付いていたタンデムステップを右側に持ってきます。左右にする意味は、その方がステー形状がカッコよく見えるからです(笑)。
タンデム走行することもないのでステップ部は男らしく除去(笑)。アルミなので加工は簡単です。しかしそうする事で純正マフラー固定位置が変わってしまうので、社外品マフラーバンドに変えてる場合はバンド位置を変えて対処します。
後は別体タンクにもともと付いていて外していたタンク固定金具(TZR250R純正で恐らくどこかのフレームに固定出来るんだと思います)を流用し、タンデムステップに穴開け、そこにボルト止めして完成です。
うん、かなり良い感じになりました。
こんにちは、はじめまして。
同じ3ln 乗りです。
お伺いしたいのですが、最初は普通にエンジンがかかり乗り出せるのですが、ひとしきり走った後エンジン停止し再びエンジンを掛けようとするとセルはまわるのですがエンジンがかからないんです。
しばらくしてセルを回すとエンジン再始動するんですか、スロットルを全開状態で今にもエンストしそうなアイドルしかなく、スロットルから手を離せばエンジン停止してしまいます。
去年夏からこんな症状で1度いつも診てもらってるショップでバルブクリアランスなど直してもらったんです。
その後は暫く調子良かったのだと思いますが、最近になりまた同じ感じになってます。
ショップに聞いてみると、電装系?イグニッションコイルかな?と言われたんですがどう思われます?
ほんとエンジンかかりさえすれば普通に走ってくれるんですよね。微妙に吹け上がりがもっさりしてる感じも有ると言えばあるんですが。。。
仮にイグニッションコイルが駄目だったりすると、走る普通に走れたりするもんですか??
また別の場所なんでしょうか?
キャブのオーバーホールは済んでます。
ネットで調べてるとイグニッションコイルという記事が多いので。
長々とすみません。
是非分かる範囲でご教授下さい。
hidekichiさん、コメントありがとうございます。
当ブログ、コメント時に公開される設定にも関わらずページ未反映+メール通知も来ていない状態で、前にも何度か投稿されていたようですが、今の今まで気が付きませんでした・・大変申し訳ありません!
他に投稿されていたコメントは同内容でしたので削除させていただきました。
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さて症状を見る限り、結構この症状になられる方がいるみたいですね。
私も全く同じ症状になり、これを解決した記事を書いております。
https://www.pushpushpush.net/archives/2017/02/25155904.php
私の場合なので、あくまで可能性ではありますが、私の時はイグニッションコイルやイグナイター(CDI)など考えられるものはすべて交換してみましたが解決しませんでした。
結局は上記URLでの記事(Vol1~5までありますが)キャブレターのボディをまるごと交換した事で解決しました。オーバーホールはそれまで何度かしましたが解決せず、キャブのボディのみを入れ替えた事で完全に直りました。現時点で2年半症状は一切出ていないので、それが解決策だったのかなーと思っています。
ボディに目に見えないクラックなどで、二次エアを吸い込んでたのかなと今となっては思うのですが。
なので、オーバーホールされているのであれば、中身は移植され、ヤフオク等で適当なキャブ本体を買ってみて、そのボディを使ってみるのも手かもしれません。
返信ありがとうございます。
すみません、コメントが送れないなーと、同じコメントを嫌がらせのように送りたおしてしまいました。
なるほど。熱をもったためにイグニッションコイルに不具合が起こるのは考え辛いですよね。
Hidekichiさん、ありがとうございます。
恐らくですが、投稿しても画面上では全く反応無しだったと思いますので、そりゃコメント出来ないと思って何度も投稿してしまいますよね。内部的にはそれら全部が登録されていたので、おかしな設定になってしまってたコチラが悪いです。すいませんでした・・
イグニッションコイルが悪い可能性は勿論ゼロでは無いと思います。ただ問題があるかどうかはテスター等でチェックを行ってみるか、交換して試す以外に方法がありませんしね。私の場合も交換してみましたが全く変化無しでしたので・・。
熱を持つ場所ですし、サービスマニュアルとテスターをお持ちでしたらチェック方法は書かれていたはずですので、一度試してみると良いかもです。
ありがとうございます。
オクでキャブさがしてみます。
程度のいい、状態の良いキャブってどういう物を選べばいいですかね??(汗)
同じ様な症状の3ln が多いみたいなので、どれも同じようなキャブって事になりますよね。
走行距離が浅くても、放置期間が長いのは駄目とかありますか?
ほんと知識無さすぎてすみません。
自分の場合はたまたまでしょうが、ゴミみたいな酷い見た目のキャブをオークションで購入しましたが大丈夫でした。そもそもキャブ関連の記事にあったように、キャブ本体側面についている真鍮パイプが劣化で折れてしまったのが購入のきっかけでしたが。
購入したキャブは相当放置されていたようでガソリンが劣化して固まったものが内部に酷く固着してましたが、灯油やキャブクリーナー等使って綺麗にしてから入れ替えました。流石にこれを買えば間違いないというのは難しいでしょうが、あまり野外で放置されてたような表面上にアルミサビが出てないようなものの方が劣化は少ないのかな?と思ったりします。
コメント失礼します!
当方2KRなのですが、3MAサスの流用は可能ですかね?
無知なので、知りたくて質問しました!
はじめまして。
ネットで調べてみましたが、FZR250の初代モデル(2KR)とEXUP付モデル(3HX)ではリアサスの形状が違うようです。
2KRはNinja400(これがどの年代のものかは不明)と同形状らしいですが、3MAサスは3HXと同形状のようなので、質問の回答としては「装着出来ません」という事になるのではないでしょうか。
基本的には、サス長と上下の固定形状に左右される部分ですが、言い換えてみれば全長が同じであれば固定箇所の加工さえ出来れば、ある程度の汎用性もあるという事ですので、その辺りも含めて検討されてみてはいかがでしょうか。