GT世界からリアル世界へ
GT4オンライン終了の投稿で少し書いていた、【GTを通じて、才能溢れる若者をレース界に送り出す】という可能性と現状。このことを近日中に語ります、と書いて放置していましたので(笑)書いてみました。
私自身4輪よりも2輪での活動の方が経験も多い(あくまで草レースレベルでの話ですが;;)ので、これから書くことは私の妄想的な部分も多々あるかと思いますが、決して想像の世界ではないと思ってますし近い将来このような事が本当に起こると願いたいです。またバカみたいに長くなってしまいました(私は文章を短く簡潔にまとめる才能は無いようです;;)ので、「仕方ない読んでやろうか・・」と思う方がおられましたらどうぞ宜しくですm(_ _)m
私の周りの友人などは「実車とゲームは違うで」という人間が圧倒的です。言い換えれば、ゲームで速かったとしても実際にクルマをサーキットで走らせれば恩恵は無いという事だと思います。確かに私も過去にはそう思っていました。
過去に殆どのゲームハードを手に入れ、殆どレースゲームばかりやってきた私です。ファミコンやスーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、セガサターンなどなど・・。その頃のレースゲームといえば上空視点からカクカク車を動かすとか(笑)擬似3Dにはなっているけど挙動とかそういう次元以前の内容のものが殆どでした(まあそれでも楽しかったですけどね)。そのレベルだと恩恵なんて確実に無いでしょうし、それで「俺は間違いなく現実でも天才的なドライビングレベルを持っている!」とか思ってたらちょっとヤバいですから(笑)。
そしてこの頃に初代GTが発売され、さらにPS2でのGT3がGTFと一緒に発売されてきた頃から様子が変わってきたように思います。勿論PCレースゲームのシミュレーション精度も飛躍的に向上し、凄い挙動再現を持つソフトが沢山世に出てきたというのもありますよね。
例に漏れず、私もGTシリーズの虜になり、GT3からはGTFも購入、GT4ではアテンザTAと時期を同じくしてGTFP導入、本格的にコックピットを作って走りまくってきたのはここをお読みの皆さんも存じていることでしょう(笑)。コースシミュレートが凄い精度で実現されているので、実際に走った事の無いコースを、まるで何度も走りこんだかのように頭の中にイメージ出来るようになってきますよね。そしてこのことはGT4バイブルの山内さんと日産テストドライバーの加藤博義さんとのニュルの話を読めば、実際にコースに出た時の「役立つイメージ作り」になることは明らかだと思います。
この頃から、例えば私が一度もリアルに走った事のない筑波サーキット等を実車で走らせたら、実際にコースで走り込んでいる人と比べて、クルマなどをイコールコンディションで比較したとして、どれくらいのタイム差が出るんだろうなぁって思ったりしたことがあるのですが、オンライン最終日の山内さんの話を聞いていると、筑波を走ったことの無い人よりもある程度走れてしまう気がしますよね(笑)。私がサーキットを走っていた(といってもクルマでは僅かですが)のは初代GTが出る前だったのですが、その時に録画した車載映像を今見ると、もっとこのコーナーで攻めれるだろ、とか、結構速く走れる気がしてなりませんので(笑)。
ただ上記で話しをした「役立つイメージ作り」以上の部分を更に求めようと思えば、もっと違う部分でGTに対する要求が高くなると思います。
まず一つに鈴鹿でお会いしたC.1さんもおっしゃってたブレーキング挙動です。昔TI(現 岡山国際)で感じましたが裏ストレートエンドで200km/hくらいからのブレーキングは、多少の強化程度では止まる気がしませんでした(笑)。当時のS13はR32の4ポットキャリパー+ローターを移植してパッド変更程度の強化でしたが、止まらない~~っていう感覚から100km/hくらいまで落ちてようやく減速感を感じるくらいような感覚でした。これは視野角や身体で感じる感覚の有無なのかもしれませんが・・。
また、踏み込み加減や車体の荷重次第では速攻ロックしてしまいステアも効かずに、真っ直ぐランオフエリアへ一直線・・・とか結構ありますからね。ブレーキングは実際にはかなり難しいと思います。GT4では床まで一気に踏み込めば、物凄い減速をロックすることなく実現してくれますので、この辺りが実車との違いですし、この辺りをリアルにシミュレート出来れば実車でのスキルアップに繋がると思います。
実際、オンラインで参戦されたプロドライバーの動画を見てもブレーキを非常に繊細に調節しているのが良くわかります。アレこそが実車でのブレーキングの本当の難しさを表現しているのだと思います。
また車の挙動自体も色々な意味では良いのですが、個人的にはもう少しリアリティが欲しいかなと思います。例えば、FR車だとコーナー中にパワーオーバーでリアが出てきた時、これがドリフト等をやりにくくしているのでしょうが、ホイールスピンしていても前に押し出す感覚が殆ど無く、どんどん内側に巻き込むような挙動といいましょうか。これは明らかに違うと思います・・。
また私自身はFFに乗って攻めたりした経験が殆ど無いのですが、GT4では明らかに強アンダー傾向で、アクセルを抜かない限り向きを変えてくれない曲がりにくい車、というイメージしかないのですが、FFをよく知っている方々は、挙動はこんなのではないとアチコチで見たりします。
この辺りはどんな層に向けてモノを作るのか?という方向性もありますし、ある意味商売なのですから偏った層にだけ特化したソフトがベストセラーになる事は難しいでしょうから、簡単に答えが出ない難しい問題でしょう。が、あえて言えば操作を難しくするであろうレベルの部分を、ある程度盛りこんでいけば、必ず若い世代からGT出身のプロドライバーが出てくる気がしてなりません。
というのは、私のような30代の人間は実車を経験してからGTを経験して方が多いと思いますが、免許を持っていない若い方はその逆になりますよね。だから私などは「実車の挙動イメージの上にGTがある」という感じなのですが、免許を持ってない10代の子は「クルマの挙動のイメージ=GT」になっているんだと思うんです。なので順番が逆になると、
私など実車経験から入った場合
GTをやってみて
・おお、結構実車に近い挙動だなー、でもちょっと違うかなー
GT経験のみから実車を経験した場合
実車に乗ってみて
・GTではこう出来たけど、実車では出来ないのかなー?
となります。これってよく考えたら結構危ないと思いませんか?(笑)。出来ないってカラダで理解した時には時すでに遅しってこともあり得ますよね・・・。だからGTでの挙動を更にリアルにすることで、実車に本当に乗ったときのギャップが少なくなるのにな・・と思っています。
また限界挙動を実車で経験するのは色んな面でかなり難しいです。クラッシュしても大丈夫なレース専用車と潤沢な資金があれば問題ないでしょうが、なかなかそんな方いませんよね(笑)。恐る恐る走っていってだんだんとコーナリング速度を速めたりブレーキングポイントを遅らせていくという作業はGTと同じですが、走行時間も限られてますのでイキナリ直ぐに限界走行なんて出来ないと思います。となると何度も日程を組んで走らなければいけないのですが、一回走るだけでも万単位のお金が要りますし、タイヤ代・メンテナンス代・消耗品代とか考えると、ただ走行会に参加していくだけでも結構な費用になります。一度でもクラッシュなんかしたら、程度にもよりますがそれだけでも十万単位のお金が消えていきますしヘタすれば自身の身体にも影響(怪我)を及ぼす場合があります。
そうなってしまうと、車を速くするための費用ではなくて元に戻す為の費用という非生産的な状況になりますから、クラッシュを恐れて限界走行をしにくいというのはお分かりになるかと思います。勿論リスクを恐れていれば上達は少なくなりますが、現実的に考えれば厳しいものがありますよね・・。
しかしGTならインラップから限界を超えた走行もへっちゃらですし(笑)、300km/hで壁にぶち当たってもクルマは壊れませんし、身体もキズ一つ負いません。当たり前のことではありますが、これが現実的に近い挙動を示すものであればあるほど、凄い可能性を秘めていると思います。ウチの5歳のチビもたまにGT4をやっていますが、GTマシンとかで走っているときとかリアが流れたら無意識的にだと思いますがちゃんとカウンターを当てるようになってるんですよ(笑)。子供の吸収力って凄いですし、理論よりも身体でどんどん覚えていきますから、この時からこんなリアルなシミュレーターがあれば将来どうなるんだろうって思いますよね。
サッカーの世界でも若手発掘の為の環境作りを急務(次世代の才能ある子の発掘)にと記事で読んだことがありますが、それはレース界でも同様かと思います。むしろレースの世界なんてもっと閉鎖的なところだと思いますし、世間の理解度もメジャーなスポーツ全般に比べたら相当低いと思います(それでも昔に比べたら大分変わってきましたが)。
だから親が強制的にさせるという状況以外で自らレースをしてみたいと思う子供なんて殆どいないでしょうし、スピードを競う機会も少なくなってくる、小学校の運動会で順位をつけなくなったという風潮からも、アイツよりも速くなりたい・アイツに勝ちたいという意識を持つ事自体が今の時代は希薄になっているのかもしれません。だから自分の持って生まれた才能に気付かないままオトナになっていく人が沢山いるんではないでしょうか。そうだとしたら、もったいない話です。
そんな中、例に出して申し訳ないのですが、YAMさんやC.1さんのような才能溢れる人間を発掘することが出来る「GT」という世界が、今の時代に存在する訳ですから、
・挙動を追求して、現実にも応用できるドライビングスキルの向上
・その中から出てくる、才能ある人間の発掘
・その人間のステップアップを図れる環境作り
という部分の土台が将来出来上がっていけば・・と思っています。
しかし今の現状だと、GT→実車にステップアップしたときのギャップがまだ小さくないと思います。それは前述の挙動の面は勿論のこと、現実のシフトチェンジであったり3ぺダルの扱いだったり、Gの有無でしょうか。Gに関してはどうしようもありませんが、それ以外はやろうと思えば実現可能ではないかと思っています(製作者側ではないので好き勝手いってますが;;)。
佐藤琢磨も19歳くらいからカートを始め20歳でSRS-Fに入校するまで4輪レースの経験は殆ど無いわけですから、それでも僅か4~5年でF1まで登りつめたんですからね。アラン・プロストも18歳の時にサッカー選手になるかプロドライバーになるか悩んで、そこから本格的にレースの世界に入っていったという経歴もあります。
だから小さい時からリアルなシミュレーターで特訓を積んできた子供が沢山出てきたら凄い事になるとは思いませんか。実際本山さんがGTを使ったこういう活動を始めているようですし楽しみですよね。勿論それまでGTをやったことの無い10代の若い子達でも、琢磨の例を見れば十分可能性があるわけですから、そういう人たちに自分の才能を気付かせてくれるような「未来のGT」を長い目で期待したいと思っています。
いや~、良い話を見させてもらいました。私も同意見です。なんたって、山内さん自身が「実車とゲームとのギャップを少なくし、未来のレーシングドライバーの育成に役に立てるような物を作りたい」と言ってたのに、この前GTオンライン最終日のSさんとの会話で、少しそれが感じられなかったです。っていうか、なんかそこらの中途半端のレースゲーと同じ方向性になりそうな事を言ってたので、「この先大丈夫か?」っと不安でもありました。「初心者にも扱えるように・・・。」確かにそうなのかもしれない。でも、そこで嘘の挙動を示して良いものなのだろうか。「所詮はゲームです」と、片付けていいのだろうか。ポリフォが最初に目指してた目標は一体なんだったのだろうか。それが頭によぎってしかたないです。「実車と同じように再現する」なら、ABSオフ機能を搭載するのは必然だと私は考えます。私は車も無く、GTで色々学びました。そこでGTで培ってきた事を、免許無しで試せれる場所を考え、行き着いた答えは「レンタルカート」でした。去年初めて、50CCのレンタルカートに乗り、「自分はどこまで出来るのだろう。やはり、下手くそなのだろうか。スリップして事故るのだろうか。」と色々不安で、走りだしました。とりあえず、慣れる為にゆっくり一周二週と走りました。走行ラインを確かめながら。そして、イッチョ全開で走ってみようと思い、攻めました。カートというのは、後輪ブレーキなので、殆どサイドブレーキ引いてるようなもの。それを意識しながら走ってました。そして、無理が祟ったのか、リアがブレイク!そこで、自分は驚く事に反射でカウンターを当て、ブレーキから足を離し、アクセルを3分踏んで見事スピンする事無く、ドリフト状態でコーナーを駆け抜けることが出来たのです。その操作は正にGTで不慮にリアが出て、マシンがスピンしないようにコントロールしてる操作となんら変わりませんでした。私はこの時、初めてGTでやってきた事が正しかったっと、思いました。でも、実車でサーキットを運転するにあたり、考えなければならないのが、「水温・油温・油圧・ブレーキの温度・路面温度・タイヤ四つの個別の温度」を考えて走らないといけません。それを真っ先に実現してるのが、PCゲーです。私はそのPCゲーを体験版で初めてやって驚きました。
車内視点で車のピッチングやロードノイズや車内特有のエンジン音などの再現性が物凄くリアルだったのです。まるで、GTカーのオンボード並でした。私はこれを体験し、是非ともGTにもこのぐらいの再現はしてもらいたいと思ってました。ですが、それをしようとすると、作り手は「難しくすると駄目。初心者にも」と声が上がる。俺はそこで「ちょっと待て」と言いたい。自分達が作ろうとしている物が何なのかと問いたい。現実に、リアルにしようとしたら必然的に難しくなるのは当たり前のはずなんです。それをなぜ否定するのか。そんなに難しくしたくないのであれば、初心者用のアシストを盛り込めば良いのではないだろうか。そっから、なれていけば徐々にアシストを解除し、リアル挙動に慣れていくというステップの踏み方になぜしないのか?私はそこがどうしても疑問で仕方が無いと思ってます。確かに、親会社ソニーから何を言われてるかは我々ユーザーは分かりません。こう思うのは噂で「GT3を作る時、ソニー側から「今回はPS2でいかにすばらしいグラフィックが表現できるかを見せるためのゲームなので、マシンのピッチングとか路面のバンプとか余計な動きは入れないでくれ。」と言われた。」という事を聞きました。果たして、それで嘘の虚言を作って作り手自身満足なのでしょうか?それこそ山内さんが自ら初代GTを満を辞して出した、あの思いはどこへいったのでしょうか?あの時代は「リアル系は売れない」とされた時代でした。その考えを覆したのは山内さん本人のはずなんです。それなのに、どうして、そこまで作ろうとはしないのか。まあその答えはゲームショウで分かるのかもしれません。でも、私はGTが最初に掲げた目標から道を外れて欲しくは無いと思ってます。何年掛かるかわかりませんが、是非ともリアルドライビングシミュレーターと胸を張って言えるものを出して貰いたいと思います。
SYORIさん、すみません(o;TωT)o つい、熱くなって変な事3つに渡り書いてしまいました・・・orz もし、勘に障るようでしたら削除しても構いません。ホント勝手なコメントになってしまいすみませんでした><
お久しぶりです。
やはり私もより実車挙動に近づけてもらいたいと思います。私たち(高校生)はまだ免許も取れず、実車をドライブすることはできません。なので、車の動きをイメージするときは、必ずと言っていいほどGT4の挙動で物を考えてしまいます。
どこまで実車と挙動が似ているかどうかは、まだ私には分かりませんが、大人の意見を聞くと、やっぱり「本物とは違う」と、必ず言われます。
本物を追求する行為をやめないでほしいですね。
リアルドライビングシミュレーターなのですから。
あと、やはりABSは、ON・OFFができるといいですね。私はカートに乗るとき、「GT4では100%ブレーキしてるけど、カートでそんなことしたら、すぐにロックしてリアが流れるんだろうな」と、思い、何回も試しました。無理にドリフトしてみたり、ゲームのようなドライビングでやってみたりと。
でも、GT4は私的には良い面もあると思います。ラインを考えると言う部分では大いに役立っていると思います。(私は公道を車で暴走したりしたことはないですが、まぁこれからも公道ではしませんが。)いつも助手席に乗っていて、このコーナーはこうやって抜ければいい など、ラインを考えると言う部分で非常に発達すると思います。
実際に、私は小学生のころ少しカートをやっていたのですが、そのころよりは明らかにラインを考える能力が飛躍的に向上したと思っています。(歳のせいかもしれませんが・・・)
サーキットを走る上で走行ラインは非常に重要なものですからね・・・。
おかしなラインを走っていれば、ほかの車のラインを妨害と言う形になり、混乱を招き、コースオフやクラッシュの原因にもなりますからね・・・。
いまでも、カートに乗っていて、カート初心者の方が私の前を走っていると、いつ抜いたらいいか分からないですよね。予測不可能なラインで走っているので・・・。カートの場合はバックミラーもないですし・・。
まぁ、私が言いたかったのは、
挙動の追求をやめないでほしい。
ラインを考える上では非常に良いゲームだと思うので、あとは挙動を実車に近づけてほしい。だけです。
これから先、GT育ちのレーサーなんていうのも出てくるのではないかと、私もそう踏んでいるので。
よりリアルによりリアルに・・・。
お久しぶりです。
オンラインでは1回だけN400でお会いしましたね。
確か、takayさんも一緒でした。
ところで、自分としては、モータースポーツの敷居を低くしすぎるのは反対です。
単に速いか遅いかの世界ではなく、そこに伴う危険性も熟知していない者はそれをする資格は無いでしょうね。
つまり、実車で走り込んで、その危険性を知り、そして金銭的にも苦労しないと意味が無いと思いますよ。ルールや環境を身をもって根本から理解しないとダメ。
(GTを)クルマに興味を持つきっかけにするには良いと思いますけど。
では、GT5で宜しくお願いします。
SYORIさん、お久しぶりです。
最近は勉強が忙しくて、GTは正月以来触っていません・・・汗
今回の記事について、僕も少し思うところがあるので書き込みさせていただきます。
僕は、まだ免許がありません。なんで、コレはまったくの推測になると思いますが、GTの感覚で車の運転をするのは、SYORIさんも書かれているように相当危険なことだと思います。しかし、一応免許を取るということで、実車の感覚がある程度備われば、少しはGTでの感覚の恩恵を受けられるのでは・・・と思います。僕は、モータースポーツには絶対に参加するつもりです。GTが走る楽しさを教えてくれたことも大きいです。今は、ヴィッツレースに参加したいと思っています。ですが、モータースポーツとは、常に危険と隣りあわせですよね。命を乗せて一般道とは異次元のスピードで走るわけですから。その上、現在自分は医師の道を目指しています。そのため、時間もない上に、万が一怪我をした場合のことを考えると・・・・です。
でも、やっぱりゆくゆくはS耐に出場できるほどの腕になりたいです。そのためには、医師の道をやめようとも考えています。車最優先ですから。
そんな夢も実現させるためにも、今は勉強です・・・大学決まらないと免許取らせてもらえませんので。
逆接ばかりの変な文ですみませんが、失礼します。
PS.シューマッハの動向が気になります・・・また、F1の記事のほう、楽しみにしています。
皆さん沢山のご意見をお寄せいただきありがとうございます。
後日改めてレスさせていただきますので宜しくです。色々なご意見があると思いますので、他にも「これが言いたい!」と思われる方いましたらお気軽にコメントをお寄せ下さい。
>真の走り屋(Lybius)さん
コメントありがとうございます。私も本文で触れていますが、そこが一番難しい問題なんだと思うんです。個人的な理想としては、GTシリーズが本当の意味でのシミュレーターといえるくらいの精度を持ったものになれば近い将来に面白い事が起こりそうだと思っています。しかしそれを歓迎する方もいれば歓迎しない方も当然いるとおもいます。この辺りのバランスをどうするか、というのが難しいところだとは思います。しかし、Lybiusさんが仰るように細かい点でいくつものアシスト機能を搭載(挙動のアシスト、ブレーキングのアシスト、ステアリングのアシスト等々)しておけば、必要な方はON、不必要な方はOFFと好みに応じてクリア出来るんではないのかな、って思ってます。が、そういうのを搭載出来ない(していない?)のは何か意味があってそうしないのか。ちょっと分かりませんが・・。
ただ9/22のTGSもこれからですし、次期GTの何の情報も持っていませんから、こういう議論をするのは時期尚早だったかもしれませんね(笑)。風の噂では挙動はGT4から相当変わりそうですし、ハードもPS3に変わりますので、私たちが想像する以上に変貌を遂げているかもしれません。まあ挙動とかの変化は実際プレイしなければ分からない部分ではありますけどね・・。
>ニスモさん
どうもです、実車挙動により近くなるのは私も歓迎ですね。但しLybiusさんのレスにも書いていましたが、ただ単に難しくするだけだと敷居の高いものになってしまいますし、マーケティング的にも見ても販売層を偏らせてしまうのは会社的にもマイナスかと思いますので、やはり多岐にわたるON/OFF可能なアシスト実装を希望したいところです。
ラインを覚える・考えれるという点は、もう今のGT4レベルでも十分通用すると思います。これも私の本文内で書いてましたが、実際に走った事のないサーキットでも頭の中で完璧なラインをイメージすることが出来るというだけでも凄いことだと思いますし、山内さんのニュルの話など、明らかにこの辺りのイメージが実戦で役立っているとしか思えませんからね。
だから、あと欲しいのはもう少しだけ・・っていうレベルですし、リアルな挙動がPS3での時期GTには思っているようなレベルに仕上がっているかどうか、今から楽しみではあります。年末登場のXBOX360用FORZA2には負けないで欲しいです(笑)。
>山科86さん
どうもご無沙汰しております。前回はN400でお世話になりました。その時に私の出身地の関係から色々とヘンな事を聞いたりしてスイマセンでした(笑)。
さて、危険性の件は全くもって同意です。これは自身へ影響する危険性は勿論の事、回りに走行している人間への配慮も必要であるという意味かと思います。その辺りはGT4オンラインでも色々話題になったマナーの問題かと思いますが、こういうキッカケを元に意識を高めていければ良いなと思っています。実車で走りこみ危険性を知る、それは大事な事だと思いますし、ゲーム内では到底分からない「本当の危険性」を感じることは出来ますよね。
ただ思うのは、「金銭的に苦労しなければいけない」という部分ですが、私は逆にこの部分が相当大きな障害になっていると感じています。ここがモータースポーツの敷居を大きく引き上げている最大の要因ではないかと思うんです。例えば鈴鹿レーシングスクールF(SRS-F)に入れてみようか?と思っても、年間約800万円の受講料は、本人が所持出来るようなレベルの金額ではないので、家がかなり裕福でないと始めることすら無理なレベルではないかと(笑)。だから本人が金銭的苦労をするよりも早く、親が相当な金銭的・時間的苦労をしなければいけません。言い換えれば現状では家庭が裕福でないと、小さい頃からレースという環境を与える事すら難しいという事です。
中嶋悟もレースを始めたころは、碧南マツダの田中さんの元、レースをしていましたが、走れば走るほど多額の請求書が回ってきたと聞きますし、片山右京や鈴木亜久里も若い頃は相当借金を抱えていたようですしね・・。でも今の時代、そこまで借金を抱えてまでレースに情熱を傾ける若者が果たしてどれだけいるのか、折角才能を持っていても現実の壁に直面して挫折してしまう、等々どうみてもハードルが高すぎると感じています。私は未来のGTが幼少期~青年期の先生役になってくれれば、本人も親もどれだけ良いことだろう・・、という思いです。勿論GTだけの問題ではなく、ステップアップを計る為のスポンサー企業の登場や周りの環境作りも含め課題はかなり多いですが。
>いんぷれっささん
F1記事の投稿と挨拶が逆になりましたが、どうもご無沙汰しております。確か来年受験でしたよね。かなり忙しい毎日を過ごされているかと思います。
いんぷれっささんのように免許を取って実車の感覚をまず肌で感じて・・という意識があれば、きっとそれが「自身の基本的な感覚」になると思いますので、それからGTで得た経験を上乗せできるのではと思います。GTでは相当な速さをお持ちでしたから、きっと実車でもそのセンスを発揮できるのではないかと思っています。モータースポーツは山科86さんも仰るとおり、危険と背中合わせですからナメてかかると必ず大きなしっぺ返しがあると思います。その辺りは十分理解されていると思いますが。
でも免許を取って本格的にモータースポーツの世界に入っていくのであれば、是非応援させていただきたいですねー。まあまずは大学受験が待っていますが(笑)、それが終われば色々な計画をお聞かせ下さい。ブログで応援するくらいは出来ますので(笑)。
こんにちは。
鈴鹿での夜の談義?でこれについてはかなり話込みましたよね。ポリフォニーのSさん交えて。
僕も「挙動をよりリアルに」派なので、言いたい事は結構言いましたが、やはりゲーム(シミュレーター)と実車の間には超えられない一線があると思います。
いくら挙動をリアルにしても、ゲームでは入ってくる情報量が少な過ぎます。ゲームでは視覚、聴覚、GTFPによる頼りない触覚ぐらいしかありません。
これではブレーキをいくらリアルにしても操作が難しくなるだけで下手すりゃ糞ゲーになります。
僕は実車を限界状態で走らせる上で最も重要なのはタイヤ4輪の「摩擦円(フリクションサークル)」をイメージする事だと思っています。
GTをはじめ、全てのゲーム、シミュレーターではこれを全くイメージすることができません。
挙動プログラムが悪いのではなく、入ってくる情報量が少な過ぎるのです。
これはアーケードゲームでいくら優れたシミュレーター個体を作ったとしても無理だと思います。
摩擦円以前にサスペンションのストロークすらイメージすることは難しいです。
実際にはさらに車体剛性、各部ブッシュのたわみ、タイヤのケース剛性、ブロック剛性、それぞれを感じながら(どれがどれとか区別するのはプロじゃないと困難でしょうけど、誰でも複合したものをインプットされてるわけです)走るわけですが、ゲームでは無理です。GT4では車体剛性なる要素は出てきていますが、あれはソレっぽく挙動のレスポンスを落としたり、挙動変化を大げさにすることで擬似的に再現してるに過ぎませんし、実車のようには感じることができません。
入ってくる情報量が少ないのに、挙動プログラムは実車同様にして、それに対して操作によるコントロールを求められても多分まともに走らせられないでしょう。
最も近いものを作ろうとすれば、実車を遠隔操作で動かすことができるラジコンコクピットのようなものを作り、ステアやペダルは操作した通りに遠隔操作で実車を動かし、実車のコクピットに仕掛けた車載カメラの映像をコクピットに映し出す、といったものになるんじゃないでしょうか。
多分プロドライバーにやらせても、実車に乗って運転するのには遥かに及ばない走りしかできないでしょう。
突き詰めていくとここがジレンマのような気がしますよ。
>いんぷれっささん
久しぶりっす。いよいよ受験ですか、そろそろ焦り出す時期かと思いますが、落ち着いてやるべき事を一つずつこなして下さいね。
大変ですけど、この時期に苦労した思い出は何故か良い思い出として10年経っても覚えていますよ。勉強も楽しんでやるやり方を見つけると、凄く能率的になります。GTでも楽しんでやってるから上達していきますよね?
将来については色々と思うところがあると思いますし、最初にいんぷれっささんに会った時も確か「レース(夢)を取るか、現実を取るか」という話をしたと思いますが、一番悩むところだと思います。
どっちの道にしても両方選ぶとしても、よーく情報を集めて、よーく考えた方がいいですよ。夢も必要ですけど。
特に実車の世界は金が必要です。何をやるのにどれだけの金が必要か、よーく情報を集めて計算し、医者を目指すのであれば医大生になったとして、ストレートに進んで30歳までにどの位の収入が得られるか?もしくは他に副収入を得られるか?等も自分の環境に合わせてシミュレーションしてみるといいでしょう。
それでどの時点で何をするべきか?というのを自分で段階を踏まえて組み立てていくのです。いきなりゴールだけを見てもダメです。目標を持つのはいいことですが、段階を1つずつこなさないといけません。
>C.1さん
どうもコメントありがとうございます。
なるほど・・・と唸りながら読ませて頂きました(笑)。更にリアルにすることは可能でも、自身の五感に頼ってる部分に関しては逆に難しくしすぎると走れなくなってしまう可能性があるという事ですね。言われてみてそうだなーって思いました;;。仰る事とても良く分かります。グリップ感を感じるのは私はケツか腰だと思ってますので、その時点でGTではそれを感じるのがGTFPでのステアの重さの変化くらいでしか感じられないですからね。まあフロントのグリップ感はGTFPでも上手く再現されている感じはありますが、リアに関しては画面上の動きだけでの判断になりますからね。また、ブレーキングに関してはペダル部のフィードバック化を進めれば、踏んだときの振動や感触でもう少し五感に訴えるものが出来そうな気がしますけどね。技術的には十分可能な気がします。サスストロークのイメージや、たわみ・剛性などを感じる為にはシートそのものが動作しない限りは難しいですよね。ゲームの進化も大事ですが、それらのデバイス(GTFP後継の出来等)もリアルさを追求する為にはかなり重要になってきますね。
「超えられない一線がある」というのは言われてホントそうだな、って思いました。私の場合はその辺りの部分で唯一自分で何とか改善出来る事、「視点」を何とかしたいとGT4で3画面化をかなり真剣に考えましたが、費用・設置場所・家の目の問題等で(笑)断念しました;;。PS3ではこの辺りどういう事が出来るのか分かりませんが(端子数から見てもHDMI×2+AVマルチ×1では3画面化は厳しそうですが・・)。